愉快な人生を生きるために~知識を知恵に~

経営や仕事への取り組み・社会心理学・生活の智慧に関する考え方、思い、提言をお伝えします

時間管理

仕事で判断の質を上げる方法

思考とは、次元を超えて意識を縦横無尽に 動かし、情報や知識、概念をピックアップ して分離・結合させる作業です。そのため、動かす筋肉(意識)も整って いなければいけないのだといいます。アスリートが運動する前に身体の ストレッチを入念に行うように…

集中力を高め仕事を一気に終わらすための心得

禅の言葉に「前後際断」という言葉があります。過去・未来への思いを断ち切って、今この時を、最高の瞬間にするように、日々努めていくこと。「興味がある仕事には集中できるが、興味のない仕事にはなかなか集中できない」「時間のかかる仕事ほど集中力が持…

週50時間の「睡眠貯金」

日ごろ、なにもせずにボーっとして いたとしても、脳の疲れはとれません。 それは単に、脳が怠けているだけの 状態。 脳を怠けさせることと、休息させる ことは違うわけです。 そして当然のことながら、脳を休ませ る最高の手段は眠ることです。 いわば睡眠…

「睡眠のゴールデンタイム」

人間は夜の9時ごろから「睡眠ホルモン」 と呼ばれる「メラトニン」の分泌が 盛んになり、10時くらいから 「成長ホルモン」が上がりはじめ、 11時くらいから腸管の運動機能が 低下します。 つまり9時から寝る準備をはじめ、 ホルモン分泌が低下する午前3時までが 勝…

仕事のできる人は「判断」も早く、早めの判断は失敗を小さくする

「仕事ができる人」のスピード感は、 いわゆる「作業面」での例でした。 もう1つ、スピードがものを言うのは 「判断」です。 何を選ぶか、どっちに行くか、誰に やらせるか。 それを判断するスピードが速ければ 速いほど、仕事のスピードはアップ します。 …

「できる人は作業がハイスピード」なのは、自分ができること、できないことを知っているから

プレゼンテーションのスライドや、 会議で使う報告書などを、 ささっと作って事前に共有できて いると、やはりかっこいい印象を 与えます。 また、メールの返信が早いのも 仕事のできる人という印象を 与えやすいアクションの1つです。 ただ、スピードだけを…

説明の順番その2. 結論・主張・本質

結論とは、伝えたいこと、説明したい ことをまずひとことで伝達すること です。 話の前提がそろっている場合は ここからスタートし、説明するべき 結論や自分の主張をズバリ伝えると いうわけです。 ただしこのやり方は、これから説明 しようとする内容につ…

重要なポイントだけ効率よく押さえる

スキルを高めるために重要なのは、 なんといっても情報と知識です。 そして情報については、投資や 経済環境に関する正しい情報を集める ことが大切です。 そして、そのために、まずは経済ニュース をみるようにします。 ただし時間は貴重な資源なので、 無…

「議事録」の鉄則:議事録は会議中に終わらせろ

会議が終わった数日後に「先日の会議の 議事録です」と書かれたメールが届いたも のの、そのときには、すでになんの会議 だったか思い出せない・・・。 そんなことは、よくある話です。 けれど、会議が行われた2、3日後に 送られてくる議事録なんて無駄です。 議…

ダブルタスキング

忙しい日には、電話会議をしながら メールを書いたり、会議の最中に 次の会議のために考えをまとめたり、 2つの書類を同時平行で作成したり、 メモを書きながら夜の予定を考え たり……といったことが起こります。 しかし2つかそれ以上のことを同時に こなそう…

「会議のコスト増」が生産性を下げる

会議について考えるうえで、 まず第一に押さえておかなければ ならないことがあります。 それは、会議そのものは「1円」 たりとも生み出さないということ です。 成果を生み出すのは、常に現場の 活動です。 生産性を上げるカギは、現場の 活動の効率を上げ…

潰れるべき企業は潰れていく時代に

ダメな会社が淘汰される時代になる。 日本の開業率・廃業率は長い間5%\ 前後と低い値で推移していますが、 欧米は2ケタに達しています。 その違いは、政府が低金利融資など で過度に企業を保護してきたことに より、本来、潰れるべき企業が 潰れなかったと…

お金と時間をどう使うかで人生は決まる

経営とは、限られた資源に優先順位を つけ、もっとも効果が上がるように 配分していくことです。 そして、自分自身の限られた経営資源 として、真っ先に挙がるのが「お金と 時間」です。 だとすれば気になるのは、「お金や時間 をどのように使えばよいのか」とい…

変革への対応を進めるトヨタの新技術

産業界の常識を覆すほどの変革が進む 中、トヨタの経営戦略は将来を 見据えたものに舵を切っています。 具体的には、熟練工の技術力を ロボットに習熟させて高度な自動化が 目指しています。 また、モビリティの概念をもとにして 経済活動のプラットフォーム…

まとめるといいのは計画作成

仕事もやり損ねるとどんどんたまって いってしまうものです。 そのためルーティン化されている 作業は、確実に毎日、毎週、毎月こなす ようにしていかなければいけない わけです。 が、その一方、1度や2度スキップした としても、たまることがない作業もあ…

週に一度の「タスク」は細心の注意を

なかなか難しいのが、週に一度だけ 実行する必要のある「繰り返しの タスク」です。 簡単な話で、それらはたまりやすい からです。 毎日やる仕事は、毎日できなかった としても挽回できるチャンスがあり ます。 しかし週に一度しか実行機会がない 仕事をやり逃…

会議は「決め方」から決める

「社内では会議は数多くこなしている のですが、実は素で議論するのは苦手 ・・・」そう感じている人は意外に 多いのではないでしょうか。 会議の大多数は、健全な議論による ものではなく、立場や影響力に よって「なんとなく決まって しまっている」という…

「なにもしない時間」をスケジュール予約する

ノートを買うことは誰にでもできるはずなのに、多くの人がこぼすのが「忙しい」という悩みです。 いくら「空間的な余白」を確保しても、それを書くための「時間的な余白」がないというわけです。 とはいえ、時間上の余白についても考え方は同じです。 「その…

悩みを翌日に持ち越さない

なにか問題を解決しなければならない 場合、就寝前の5分か10分間に 「きょうの出来事」を整理し、問題点を ひとつに絞り、「これが明日までに解決 したいこと」だと脳に記憶させてから 寝るようにしてみる。 ひとつに絞って寝ることで、あれこれと 考えなくなる…

自分の「タイムゾーン」を見つけると集中できる

高いパフォーマンスを発揮できる時間 帯は、人それぞれ違うもの。そこで、 まずは自分がもっとも集中でき、 パフォーマンスの上がる時間帯を把握 することが大切です。 そして、その時間帯を最大限に活用する ために、外部から邪魔されず、集中 できる環境を…

知的生活はなんの役に立つのか?

「教養」をテーマにしたビジネス書は 多く、網羅的に教養を身につける ためのものから、個別のジャンルに 特化したものまでスタイルもさまざま です。 それらがすぐに深い教養や実社会の 利益につながるわけでもない でしょうが、知識を身につけ、 思考力を養…

タスクを実行しやすいステップに分ける

プロジェクトの大きさに圧倒され、 どこから手をつけたらいいのか わからなくなることがあります。 それこそが先延ばしの原因になります。 そこですべきは、スタックのなかの 時間をあてて、段階ごとに細かい計画を 立てること。 そうすれば、どこから手をつ…

目標を確認して、難しいタスクを一番先にこなす

達成したい目標は、誰もが持っている ものです。 しかし、忙しい日常を送っている うちに、つい忘れてしまったりする ものでもあります。 それを避けるためには、毎日目標を 確認することが重要です。 そうすれば、「その目標に近づくために、 その日やらなけ…

1日のスケジュールを決める:最重要タスクに専念する

スケジュールが決まっていないと、 大事なことをなにも達成できないまま 1日が終わってしまうことになります。 そのため、少なくともその日に やるべきタスクをリストアップし、 優先的に取り組むものを決めることが 大切です。 まず最初にすべきは、その日…

短期の目標を立てる

常に3つの短期プランを持つ。 今月のプランと、今年のプランと、 5年プラン。 ・ 一カ月プランは、現在行っている プロジェクトについて書く。 これは、締め切りと優先順位の 入った実際に片付けなければ ならない仕事のリスト。 ・ 一年プランには、計画段…

休みの日の前日

休みの日の前日となると、心も軽く なるものです。 「ようやく明日は休める!」と思えば 開放感は高まりますし、就業時間が 過ぎたら、仕事の量に関係なく、 早々に会社を出てしまう人もいるかも しれません。 後先を考えずに休もうとするのが三流で、 その日…

「毎日やる」のではなく、「同じ時間にやる」

仕事をためないためになにより必要 なのは、基本的なルーティンタスクを 毎日繰り返すことです。 1週間おき、1ヵ月おきにやればいいと 思うようなことも、とにかく毎日 繰り返すべきだという考え方です。 そもそも「あとでまとめる」ということ は多くの場合、…

忙しさがステータスシンボルに?:SNSで超多忙を自慢する人の心理

現代人は多忙です。 「忙しい」が口癖の方、もしくは つねにそう感じていらっしゃる方 も多いのではないだろうか。 もちろん、生活に追われ、本当に 余裕がないという人もいる一方で、 実は多くが「忙しさ」を「盛って」 いる、つまり、実態以上に忙しい よ…

時代の混乱を呼び起こす、4つの革命

いまの時代には4つの革命が起きて います。 ひとつ目は、グローバル革命。 これまで日本人は国内だけで比較 されていましたが、いまでは インドネシアやナイジェリアなど、 加速度的に成長している国の若者 たちがライバルとして追いかけて くる状況に立たさ…

“時間”“集中力”“活力”を支配する

自分の活力レベルがピークに達する 時間帯を知って、その時間帯を もっとも重要なタスクにあてる。 そうすると、活力と集中力を注ぎ こめます。 一週間の時間の使い方を追跡する ことで、時間を有効に使っているか どうか、しっかり集中しているかが わかり…