愉快な人生を生きるために~知識を知恵に~

経営や仕事への取り組み・社会心理学・生活の智慧に関する考え方、思い、提言をお伝えします

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

危機を乗り越える「3C」とは?

危機を乗り越えるために必要なもの として、「コントロール」 「クルー・リソースマネジメント」 「コミュニケーション」からなる 「3つのC」があります。 まず注目すべきは自己コントロール。 危機を乗り越えるにはさまざまな 要素をコントロールすることが必要 で…

リスク管理は悲観的に準備して楽観的に対応する

危機に直面したとき、その状況を 一刻も早く脱するために必要なのは、 冷静に対応すること。 しかし頭で理解していても、実際に やるとなると難しいことでも あります。 そこで欠かせないのが、事前に 「こんなこともあるかもしれない」 「あんなことも起こるか…

決断に迷ったら「人に嫌われる」ほうを選択する

トラブルや不測の事態に遭遇したら、 トラブルの影響を最低限に抑える 決断をすることが大切になります。 もしもこの決断に迷ったら、 「みんなから嫌われる決断をする」 勇気を持つことが重要になります。 「危機に遭遇した場合、みんなに 好かれようとか、よ…

潰れるべき企業は潰れていく時代に

ダメな会社が淘汰される時代になる。 日本の開業率・廃業率は長い間5%\ 前後と低い値で推移していますが、 欧米は2ケタに達しています。 その違いは、政府が低金利融資など で過度に企業を保護してきたことに より、本来、潰れるべき企業が 潰れなかったと…

従業員の意識を変えるには「行動改革」から入る

働き方改革が取りざたされて いますが、それを行うためには、 高収益企業でなければできません。 残業を減らし、働く人の働く時間を 減らすからです。 また、職場環境も整えなければ なりません。 そのためには高収益が必要になり ます。 さらには、生産性を…

働き方改革を乗り切るには収益力が必要

働き方改革は働く人の過度な労働を なくし、仕事とプライベートの バランスを図ることにありますが、 それは、実は「企業の収益力を高める」 ことなしには成り立たないことを 理解しておく必要があります。 低収益の会社では、残業を減らしたり、 職場環境を…

リーダーの客観性・包容力・観察眼が重要

リーダーは、自分を叱ってくれる メンバーを重宝しなければなりません。 偉くなればなるほど、年齢を 重ねれば重ねるほど、その人の周囲 からは「叱ってくれる人」が減って いくものです。 しかしそんな状態が続けば、 リーダーは「客観性」を維持しづらく なる…

「弱さ」を隠すチームが背負う致命的リスク

人間は誰しも、弱い部分を持っている もの。 リーダーである以上、あるいはリーダー を目指しているのなら、弱い自分を 認めることには大きな意味があります。 1. 成長願望が生まれる 弱い自分を認められるからこそ、 「今より、少しでも強く生きられるよう …

こだわりを手放して心の自由を取り戻す

「こだわり」という言葉が“細かい ところにまで注意を払い、あることの 価値を追求する”という意味で 使われはじめたのは、昭和の後半に 入ってからです。 というのも、もともと「こだわり」は 執着・固執・拘泥と同じ意味で、 「ひとつのことに執着して離れられ…

「これでもいい」と動き出せば迷いは消える

多くの場合、つらい気持ちになるのは、 自分の都合どおりにことが進まない ときです。 食べたいときに食べ、寝たいときに 寝られるというようなこととは違って、 相手が存在する人間関係や仕事などは、 なかなか都合どおりにいかないもの だからです。 自分…

人に任せることで、自分はより付加価値のある別の仕事を進める

仕事をこなすうえでよく見られる 間違いの一つが、何でも自分一人で やろうとしてしまうことです。 全部の仕事を一人でこなしては いけません。 自分が苦手な分野や未経験の分野を 手探りで行い、結果として仕事の質を 低くしてしまうより、他者に任せる こ…

女性からは共感力を、男性からは思考プロセスを学ぶ

男性の場合、女性の持っている独特の コミュニケーション能力を学ぶことが できます。 男性の中には、中高年の女性と話を していると突然何の脈絡もなく別の 話題に飛躍したりするのが、 ついていけないと感じる人もいる でしょう。 実はかくいう私も、女性…

会社という「タテ社会」だけで過ごしてきた男の「末路」

男性サラリーマンが定年退職して、 「会社人」から「社会人」になると、 それまでとは「人と付き合う パターン」が変わってきます。 何しろ会社の中で大半の時間を 過ごし、仕事が終わった後も同じ 職場のメンバーと飲みに行ったり、 休みの日は休みの日で会…

変化することの本質

マルクス・アウレリウスの 『自省録』から ”変化することは物事にとって 悪いことではない。 同様に変化の結果として存続する ことは物事にとって善いことでは ない。” 変化することは、どんな形であれ、 良いことでも悪いことでも ありません。 ただ、変化…

なぜ心を身体と同じくらい大切にしないのか

エピクテトスの要録から ”もしひとがきみの身体(からだ) を行き当たりばったりの人に 委(まか)せるならば、きみは 立腹するだろう。 だがきみは、きみ自身の心を出会う 人に委せ、もしその人が罵るならば、 それできみは悩まされたり、動揺 させられたり…

「人生最大のピンチ」が何度もやってくるのは成長の証

仕事にしてもプライベートにしても、 よいときもあれば悪いときもあって 当然です。 そして、ピンチは突然やってくる ものでもあります。 実際、多くの失敗や困難に直面して きました。 ピンチを前にすると、 「自分の力の限り=キャパの限界」を 思い知らされ…

お金と時間をどう使うかで人生は決まる

経営とは、限られた資源に優先順位を つけ、もっとも効果が上がるように 配分していくことです。 そして、自分自身の限られた経営資源 として、真っ先に挙がるのが「お金と 時間」です。 だとすれば気になるのは、「お金や時間 をどのように使えばよいのか」とい…

なぜ、「暗黙知」は「仮説検証」より強いのか?

データ分析も同じです。 データを溜めてから分析して仮説を 立てるプロセスではスピードが 遅すぎます。 理屈がはっきりしていなくても、 これまでの経験(手持ちのデータ) から判断する知恵のことを 「暗黙知」と言いますが、 まず暗黙知で判断して動きま…

会社のデータは宝の山

会社には様々なデータがあります。 売上や利益などの基幹データを はじめ、客数、リピート率、 ダイレクトメールの開封率、工場の リードタイム――。 これらのデータは、まさしく宝の山。 分析することで、会社を成長させる ヒントが見つかります。 しかし、…

テクノロジーとどう向きあい、いかに導入するか

テクノロジーが仕事に、いや正確 には、仕事に就いている人に取って 代わろうとしています。 影響を受けない業界は、ありません。 ナレッジワーカー(知識労働者)も、 それを免れそうにありません。 製造業界では、機械学習の アルゴリズムが「光学部品の仕…

優れたリーダーは、「絵描き」に似ている

真っ白なキャンバスを前にしながら、 「どんな絵を描こうか?」と仕上がり をイメージするのと、リーダーとして 「あるべき姿」を思い描くのは非常に 似ています。 絵を描くキャンバスに面積という制約 があるのと同様に、リーダーが理想を 描くフィールドも…

問題解決だけでは、「真のリーダー」にはなれない

臆病な理想家──。 これが優れたリーダーの特性だと 考えます。 理想をもたない者は、現実対応に終始 するのみ。 それでは、組織に活気を生み出すこと はできませんし、何より発展性が ありません。 理想こそが組織の活性剤であり、 組織を持続的成長に導く原…

「やりたいこと」より、「やる価値があること」をやる

「やりたいことをやりたい」と言う人 は少なくありません。 そして、「やりたいのはどんなこと ですか?」と問うと、「親孝行したい」 「社会に貢献したい」「人の役に立つ 仕事がしたい」「認められる自分に なりたい」など、さまざまな答えが 返ってきます。 もちろん…

魅力のある人が大切にしている3つのこと

魅力のある人が大切にしている3つの ことがあります。 &nbsp それらを意識するだけでも、魅力の ある人たちに大きく近づくことが できます。 &nbsp 1.言い訳をしない どんなに優れた話をしたとしても、 もしそれが言い訳であったとしたら、 相手からはすぐ…

失敗経験を積むほど、自分の価値は上がる

未熟なうちの特権は、失敗が許される こと。 &nbsp そして失敗にこそ、自分自身を 輝かせるチャンスが詰まっています。 &nbsp ところで自分の経験のなかで、 「本当に役に立つこと」はどんなときに 学んだでしょうか? &nbsp そのことについて思いを巡らせると…

激化する次世代の自動車開発競争

多くの家電、ITメーカーが コネクテッドカーの開発に乗り出すに つれ、電気自動車などの開発競争は 熾烈化します。 この中、世界の大手自動車メーカーは、 グーグル系のウェイモなどから 自動運転のシステムを調達する方針を 固めています。 それは、研究…