愉快な人生を生きるために~知識を知恵に~

経営や仕事への取り組み・社会心理学・生活の智慧に関する考え方、思い、提言をお伝えします

2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「○○さんがこう言っていたよ」と言う輩には…

「自分は相手の気持ちがわかる」とか、「自分は相手のことをわかってあげようと努力している」と勘違いしている人は少なくありません。 しかし、彼らの過大な自己評価は今後も変わらないだろう思います。 「わかってないのですよ」と理解させるのは、相当に困難な…

「朝1時間」で未来の自分に種をまく

モーニングルーティンは、30分で1日の仕事を段取り、30分で“緊急ではないけれど重要な「種まき」案件”を見極め、進めていきます。 このことについて、ひとつの指摘をします。 多くの人が、大切だとわかっているのについ、「種まき」をおろそかにしてしまいがちで…

モーニングルーティンで優先順位を明確にする

「優先順位をつけよう」ということばを耳にする機会は少なくありませんが、それはどこか曖昧なものでもあります。 なぜなら、「優先順位」は状況によって日々刻々と変わるものだからです。 しかも慌ただしい毎日を送っていると、“差し迫った”ことの処理が最も大…

起業後に失敗する人の典型例

「行動力」や「決断力」によって熱くなった人は、起業で失敗する典型的なタイプなのだそうです。 なぜなら彼らには、自身のやりたい仕事(業種)と、それに必要な資金の調達にだけ注力するという特徴があります。 しかし、それよりも必要なのは、志や理念に基づ…

起業家に勢いは必要ない

起業のための準備期間といえば、すぐに思いつくのはその「事業内容」や、必要な資金を集める「資金調達」、社員やアルバイトなどの従業員を集める「人材確保」などがあります。 それらの準備が不足していては、起業することなどできないわけです。 しかし、その際…

素直に話を聞く…「自分への攻撃」と考えない

「だって」は、「どうせ」と並ぶ二大バイアスのひとつ。 なお、「どうせ」よりも「だって」のほうが“ちょっとヘヴィ”です。 なぜなら「だって」は、人の話に対し、とにかくケチをつけたくなるクセだから。 このタイプの思考のクセ(というかバイアス)を持つ人は、「ど…

「どうせ」「だって」の呪い

バイアスのなかのバイアス、超高頻度で現れる“トップ・オブ・バイアス”が「どうせ」「だって」だと言われています。 「どうせまたいつもの話でしょ」 「聞いたってどうせ変わんないし」 「お前だって同じじゃん」 「だって聞いてるヒマがないもん」 というように、人の話…

なぜ「畳み人」が求められているのか?

多くの経営者やプロジェクトリーダーと接するなかで、「いいアイデアをもいついても、プロジェクトがなかなか進まない」という悩みをよく聞きます。 アイデアを提案しても、それを具体的に進めることのできるメンバーがなかなか出てこないということ。 一方、…

自分の心に「聞」いてみる

一般的に使われる「聞く」を表す漢字です。 門に耳を当てて中の様子をうかがう、という盗聴気味な行動に由来するそうです。 ちなみに「盗聴」を意味する「eavesdrop」の「eaves」は「軒」という意味で、軒下にいる人はその家の中に聞き耳を立てている人、というのが語…

「風呂敷畳み人」とはどのような人か…?

仮に「突飛なアイデア」という大風呂敷を広げる経営者やリーダーを「広げ人」とするなら、定義したい「畳み人」は仕事のアイデアを形にし、着実に実行に移す仕事人のこと。 リーダーに対する「名参謀」や「右腕」のような存在だといいます。 広げ人が仕事のアイデアを…

できる人は地図を持っている

「アイデア探し」の思考から抜け出すためには、問題解決メソッドの全体観を整理しておく必要があります。 ① 「3つのボックス」で問題解決の地図を広げる ② 「3回考える」ことで解決までの最短経路を見つける ③ 他人の頭を借りて確実に速くゴールへたどり着く いわ…

無駄な会議が増えるワケ

会議や打ち合わせに出たものの、結局は「なにも結論が出なかった」「こんなことなら自分の作業をしていたほうがマシだった」と感じた…。 そんな経験は、誰にでもあるのではないでしょうか? しかし、そうだとしたら、「アイデア探し」に陥っていることが原因かもし…

人に仕事を頼めず、抱え込んでいる

忙しいのに人に仕事を頼めず、すべて自分で抱え込んでしまう人がいるものです。 しかし大量の仕事をすべて自分でやろうとすれば、アウトプットの質も下がり、残業も増えて当然。 残業続きで睡眠時間が削られれば、さらに生産性が下がり、また仕事がたまるこ…

人に頼んだ仕事が、いつもうやむやになる

人に仕事を頼んだのに、締め切りが近づいても音沙汰がないので「あれどうなってるの?」と尋ねてみたら、「○○の理由で遅れています」「まだ着手していません」「忘れてました」などの返事が返ってきたことはないでしょうか? それどころか、「そんなこと聞いてません」…

苦手な人と穏やかな関係を築きたいときは

「逃げてよい」とはいうものの、職場や学校など、嫌いな人ともうまくやっていかなければならない場もあります。 もちろん、お互いに尊敬しあって、よい関係を築いていけるのであれば、それがベストでしょう。 ところが職場には必ずといっていいほど、嫌な同僚…

嫌いな人とは適度な距離を保つ

食べ物の好き嫌いがあるように、人に対しても好き嫌いはあって当然。 しかも、自分が好きになれないと感じる人のことを好きという人もいるでしょう。 まさに、蓼食う虫も好き好きだということです。 小学校では、友人みんなと仲良くしようと教わりますし、大…

友人を得るのは出会いの運

表面的な友人はいるが、心から信じ、頼ることのできる“親友”がいない…。 私が友人だと思っている人たちも、この人の定義に従えば『表面的な友人』なのかもしれない。 しかし、自分のすべてを受け止めてくれて、心から信じ、頼らせてくれる関係になるのは、た…

つきあう人は自分で決める

私たちの日常は、自分でカスタマイズすることが可能。 嫌いな人のことを考えて窮屈さを感じているなら、それは人生をよくするチャンスでもあります。 そもそも人間関係には、避けられるものと避けられないものがあります。 避けられないのは、職場や学校での…

嫌いな人がいる自分を責めなくていい

「嫌いな人がいて悩んでいます」という相談を受けることが多いです。 そんなときに伝えているのは、「嫌いな人がいる自分を責めないでください」ということ。 よくよく考えてみれば、嫌いな人がいない人などいないはずです。 しかし、わざわざ自分から「私には嫌…

「まず1回」をやれば、1回で終わらなくなる

「すぐに行動する」ためのヒントとして心理学者のクレペリンが発見したといわれる「作業興奮」。 簡単に言えば、「作業をすることで脳が興奮し、その作業を続けたくなる」という作用のことです。 「なわとびを毎日100回跳ぶ」という目標を立て、実行するとします。 …

仕事が速い人は「5秒」で動く

「やらなきゃいけない」と頭でわかってはいても、なかなか体が動かないということもあるのではないでしょうか? そんな「考えているうちに、行動できなくなる」という現象には、ちゃんと理由があるのだといいます。 それはアメリカのテレビ司会者、メル・ロビン…

あらゆることに「期限」を決める

仕事が速い人の第一原則は「とにかく期限を決める」こと。 つまり、期限が迫ったときにこそ生まれる、大きな行動力を活用するという発想です。 「30分後にはじまる会議の発表資料がまだできていない……」 「1時間後にお客様へプレゼンする資料が未完成のままだ……」 …

まず感謝すれば、恵みが増える

「会社で売上を上げろと言われているのですが、どうしたら上がりますか?」と聞いてきた営業職の人がいたそうです。 一方、「夫婦で自営業をしているのですが、売上が去年にくらべて右肩下がりで、思うように上がりません。どうしたらいいでしょうか?」と聞かれ…

文句を言わずに黙々とやる人が信頼される

「4年制の大学を出たのに、コピー取りとお茶汲みしかやらせてもらえません。本当はもっとちゃんとした仕事をしたいのだけれど、上司に言ってもまったく取り合ってくれないのです。頭にきて、この会社を辞めようかと思うのですが、どう思いますか?」 私がもし…

商談は「3回」会ってから

過去に会ってきた優秀な営業マンには、とにかく粘り強いという共通点があるそうです。 「ザイアンスの法則」という法則があります。 これは、別名「単純接触効果」と呼ばれ、人は何度も相手と顔を合わせているうちに、徐々に相手に対して好感を持つようになる効…

話のポイントは3つに絞る

「話のポイントがうまくまとめられない」という人は、伝えたい内容をまず3つに絞ってみる。 それだけで、不思議とうまく話せるようになるというのです。 そればかりか3つに絞ると、ヌケ・モレがないように感じさせることができ、聞き手も負担なく覚えることが…

「3」という数字には不思議な力がある

「松竹梅」「一富士・二鷹・三茄子」「三種の神器」などがそうであるように、日本人は古くから3という数字をよく使います。 言われてみればたしかに、「三点倒立」「三位一体」「三すくみ」などということばもありますし、ジャンケンもグー・チョキ・パーの3つです。 ま…

「幸せな働き方の方程式」

職場の人間関係が良好でも、やはり転職したいと考えることがあると思います。 それはたとえば、給料が安いのに当面は昇給・昇進が望めそうもないとか、転勤が多いといったことでしょう。 そうした要素を、働くうえで「譲れないこと」であり、それを明確にする…