起業のための準備期間といえば、すぐに思いつくのはその「事業内容」や、必要な資金を集める「資金調達」、社員やアルバイトなどの従業員を集める「人材確保」などがあります。
それらの準備が不足していては、起業することなどできないわけです。
しかし、その際に最も大切になるのは「行動力」と「決断力」ではありません。
むしろ、石橋を叩いて渡るくらいの慎重さと、常に「もしものとき」を想定するような臆病さのほうが必要です。
「起業には勢いが必要だ」と主張する人は多く、そういった「大きな声」に影響されてしまう人も少なくはありません。
しかし忘れるべきでないのは、そうした主張をしている人の多くは、長く経営を続けている社長や経営コンサルタントであるということ。
つまり、彼らはすでに事業を成功させているか、事業を成功させている社長を相手に仕事をしている人であるわけです。
長期経営をしているような社長と、これから起業しようとしている人とで、事業に必要な考え方、あるいは準備するものが異なるのは当たり前の事。
たしかに“成功する社長”“成功した社長”に、「行動力」や「決断力」は必須です。
経営を安定させていくためには立ち止まれず、常に決断に迫られているからです。
とはいえ彼らも、最初から輝いていたわけではありません。
起業当初は現在と違う考え方や行動をしていたはずで、やがてその先に現在の成功を手にしたことです。
だからこそ、これから起業を考えている人は、とりあえず憧れの存在は頭の隅に置いておくべきです。
参考書籍:『起業で成功する人、失敗する人』
(金原隆之 著、フォレスト出版)
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