愉快な人生を生きるために~知識を知恵に~

経営や仕事への取り組み・社会心理学・生活の智慧に関する考え方、思い、提言をお伝えします

ワークシフト

新しい働き方:①無駄という必要悪

<PR> amzn.to 新型コロナウイルス感染予防策として各社が導入したのがテレワークです。 テレワークを積極的に取り入れていた会社もテレワークに対して懐疑的な会社もほぼ強制的にテレワークの導入になってしまったという状況ではないでしょうか。 但し、…

仕事のパターンを認識する

<PR> amzn.to ビジネスに於いて、仕事を覚えるのが早い人は、モノゴトを手順レベルではなく抽象的なパターンとして認識しています。 AをやったらB、その後はCをやって、みたいな手順を暗記することはせずに、それって最終的なCとAの違いは何なの? どこ…

いつでもどこでも誰とでも話し合える

<PR> amzn.to いうまでもなく、オンライン会議の最大の長所は「いつでも」「どこでも」「誰とでも」話し合える点。 メンバーが物理的に集まらなくても、時間さえ合えばいつでも会議を開くことができるのです。 当然ながら、限られた会議室を奪い合ったり、狭い部屋にす</pr>…

人に頼んだ仕事が、いつもうやむやになる

人に仕事を頼んだのに、締め切りが近づいても音沙汰がないので「あれどうなってるの?」と尋ねてみたら、「○○の理由で遅れています」「まだ着手していません」「忘れてました」などの返事が返ってきたことはないでしょうか? それどころか、「そんなこと聞いてません」…

働く人とマネージャーが留意すべきこと

働く人たちは、情熱についての固定観念を 見直し、仕事の場だけでなく、仕事以外でも 情熱を追求できることを思い出そう。 一方、マネジャーは、部下がこのように発想 を転換する後押しをすべきです。 仕事以外で情熱を追求するために、 「ジョブ・クラフテ…

働くうえで必要な能力とは

人間である以上は大なり小なりミスは起こし てしまうものです。しかしそれでも、「仕事ができる」といわれる 人は、ミスへの捉え方が違うと感じます。ただしそれは学歴の問題ではなく、仕事が できる人は「人間力」が高いということです。理想とする「人間力」の基…

説明は「どんな型にはめるか」を考える

説明スキルとは、伝えるべきネタを「型」に 流し込む作業のみ。そのため、伝えたいことを無駄なく相手に しっかりと届けることができるそうです。それは、ところてんをつくるときの工程と 同じだといいます。「説明するネタ」を「型」に流し込んで押し 出せば、「お…

「頭出しの結論」を出す

動くためには、「(どう動くかの)結論」を 出すことが重要です。そもそも「結論」がなければ、どちらの方向に 向かっていけばいいのかがわからない状態の ままになってしまいます。そこでまず意識すべきは、「頭出しの結論」 を出すことです。100%の正解がないな…

すぐ動くためには「思考のスキル」が必要

「ビジネスマンにとって大事なことはなにか」 ということがテーマになると、「踏み出すの が大事」「まずは動く」ということが強調される 場合があります。たしかに最終的には、踏み出したり動いて いくことが重要になってくるわけですが、 「それができないから悩…

集中力を高め仕事を一気に終わらすための心得

禅の言葉に「前後際断」という言葉があります。過去・未来への思いを断ち切って、今この時を、最高の瞬間にするように、日々努めていくこと。「興味がある仕事には集中できるが、興味のない仕事にはなかなか集中できない」「時間のかかる仕事ほど集中力が持…

スマホで変わった働き方とストレスの関係

・この10年で変わった「働き方」 リーマンショックの影響で終身雇用制度 が本格的に終焉を迎えた年でもあります。 就職をすれば安心という感覚はなくなり、 その感覚は「働き方」にも影響を与え ました。 あれから10数年。 会社以外の場所で仕事をしたり、ひと…

説明の順番その4. 補足情報、結論・相手に促したいアクション

前提をそろえ、結論、根拠という 順番で伝えたら、残りは補足情報。 経緯や根拠にいたった背景、 伝えなくても大きな問題がない話 などがこれにあたります。 たとえば、 「傘を持っていくことにした。理由は 雨が降る可能性があったから。」 ここまでが結論と…

「会議のコスト増」が生産性を下げる

会議について考えるうえで、 まず第一に押さえておかなければ ならないことがあります。 それは、会議そのものは「1円」 たりとも生み出さないということ です。 成果を生み出すのは、常に現場の 活動です。 生産性を上げるカギは、現場の 活動の効率を上げ…

コミュニケーションの基本:ギブ・アンド・テイクの本質

コミュニケーションの基本は「ギブ・アンド・テイク」。 スティーブン・R・コヴィー博士の提唱する「7つの習慣」 においては、「Win-Win」と表現されています。 「Give & Take」は「与えて」「もらう」という意味です から、両者ともに得をするということ。 …

「命令」ではなく「相談」する

部下に対し、売り上げが目標に達していないことを指摘するとします。 なんとかしろよ!という言い方より、なんとかならないかな?の方が「なんとかしよう」という気になれるはずです。 また命令ではなく相談されているので、部下としても「なんとか答えなく…

日本の雇用の49%がAIに奪われる?:会社に残れるのは…?

ご存知の方も多いと思いますが、2013年9月、オックスフォード大学でAIを研究するマイケル・オズボーン准教授が「AIやロボットによって、米国の雇用の47%が消える可能性がある」という予測を発表しました。 以来、世界中に「AI・ロボット脅威論」があふれてい…

パラレルキャリアの構築

仕事以外の関心事がなんであるかによって事情は変わってくるものの、現在の仕事に関心を失ったのであれば、まず、なにをおいても転職を考えるべきだろうとドラッカーは答えています。 したがって大切なのは、日ごろから、現在の仕事以外のものへの関心を育て…

人は仕事によって、仕事の力が鍛えられる!?

いまあらゆる業界で、長時間労働の是正が課題となっています。 「働くこと」の比重が高いことによって、「生きること」そのものに多くの弊害が生まれてきている現状があります。 そして企業は業績を落とさずに労働時間を減らす工夫を余儀なくされているので…

「人は本当に何を欲するのか」という問いへの答え

経営学の言葉で最も本質的だと思うのは、「測定できないものは管理できない」というピーター・ドラッカーの言葉です。 この言葉が示すように、マネジメントの歴史は、数値化への挑戦の歩みだったと言えます。 20世紀の初頭、フレデリック・テイラーは工場で…

イオン、セブンのオムニチャネル:急成長するECは見逃せない市場

現在、日本国内には、無店舗販売を含め約100万軒の小売店舗・事業者があるといわれているそうです。 そのなかでダントツの売上実績を持つトップ2が、イオン(8兆円超:2016年決算)とセブン&アイ・ホールディングス(以下、セブン。6兆円超:同)。 そして…

買い物の自動化に備えてマーケティングを見直し・再定義する

マーケティングの大部分における前提は、「企業から顧客にメッセージを送り、購入・消費行動に影響を与えよう」というものです。 このマーケティング・広告・買い物のモデルは時代遅れになると思われます。 陳腐化の始まりは、すでにアマゾンのダッシュボタ…

つねに現場からの「変化」を目指す

どんな場所にも、否定から入る人は いるものです。 否定してしまう原因は3つあります。 まずひとつは、「上から目線」。 人は提案を受けて判断する立場に 立つと、悪気はなくても知らず知らずの うちに傲慢になってしまうというのです。 もうひとつは、「耳…

人生の時間は限られている(自分の人生を生きるには…)

人生の時間は限られています。 私はその限られた人生の時間を、最大限自分のために使いたいと考えました。 このまま会社員として働き続けても、それは会社という他人の人生を生きることになり、自分を活かせないと思ったのです。 結果だけ見れば、退職してフ…

財を成す人に共通する条件

現在の日本は「売り手市場」で、大卒の就職率がかなり高い状況です。 どの産業においても、他国とくらべて高い賃金を享受できる環境にあるわけです。 しかし今後の日本は確実に、これまで信じてきた「大国」というポジションから「普通」の国へと変わってい…

シミュレーション思考とは!?

「世界に対する好奇心」、地理と政治を結びつける「地政学」、私たちの経済生活の基盤をよく知るための「お金の歴史」の3つの柱こそ、シミュレーション思考に欠かせないものです。 ストーリーをつくる際に大切なのは、たったひとつしかない結果を予測するの…

自動車メーカーの顧客は誰になるのか?

世界が共通化しようとしているプラットフォームを、わざわざ個別にするような戦略が、本当に正しいのかどうか、疑問があります。 しかも、IoTというのは、インターネット上で繋がることに意味があるので、囲うという発想とは本質的に相性が悪いのです。 基盤…

ITを経営革新に使う世界、業務の効率化にとどめる日本

ITというと、米国をはじめとする世界の先端的な国々では、経営を革新するための手段と捉えています。 ITによって、これまで実現できなかった仕組み価値を生み出すといったように。 欧米に対して、日本では、いまだに生産性の向上が、ITの活用の主な目的にと…

途中でチェックポイントを設ける

ほかのメンバーに仕事を依頼していたが、1週間後に出てきたものを見たら、期待していたものとまったく違っていて、結局最初からやり直さないといけなくなった。 これもよくある失敗です。 若手やその仕事に慣れていない人、スキルの低い人の場合に起こりやす…

「メルカリ」に学ぶ!「自分にしかできないこと」を仕事につなげるポイント

「ビジネスモデル」を組み立てるうえで、絶対に外してはいけない3つの柱があります。 「マーケット」、「差別化」、「チーム」の3つです。 これから挑もうとしている新規事業には、一定の売り上げとその後の成長を見込める「マーケット」があること。 そして…

オンリーワンの働き方

かつては3ステージの人生というもので構成されていた人の生き方や働き方はこれから別の在り方になっていきます。 20世紀になり、経済成長とともに人々は20代前半まで学び、60代まで働いて、その後は引退するという3ステージです。 現在日本は世界一の長寿国…