愉快な人生を生きるために~知識を知恵に~

経営や仕事への取り組み・社会心理学・生活の智慧に関する考え方、思い、提言をお伝えします

2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

小さな我慢でも自己否定につながる

さみしさが募る理由について、「自分がそう いう性格だから」「感情は止められないから」 などと考えているとしたら、それは間違っ ています。さみしさが募るのは、普段の自分がさみし くなるような言動をとっているからだと いうのです。あるいは自己評価の低さ…

どちらの決断をしたにせよ、それを肯定してみる

もし、どちらに転んでも後悔するのだと したら、どっちに転んでも「よかった」と 捉えるのもひとつの手です。たとえば欲しいものを買ったら、「買って よかった」と思えるはず。欲しいものを手に入れたということは、 自分の欲求を満たしたということ。そのため…

論理思考はいつも「なぜ?」からはじまるのか…。

論理思考を習慣化するためには、日ごろから 心に「Why?」と問いかけることが近道になる そうです。なにか情報を入手したとき、自分に対して 「Why?」と疑問を投げかけてみる。たとえば、A社が競合他社を買収したと します。では、なぜ買収したのでしょうか?そこ…

「論理的」と「理屈っぽい」の違いとは?

「論理的」と「理屈っぽい」が混同されている ことが多いと思います。どちらも筋道が立っていることであるとは いえ、両者には決定的な違いがあります。「論理的」とは、第三者である聞き手や読み手 にとって、「客観的に筋道が立っていること。いっぽう「理屈っぽい…

人の話をきちんと聞く

“人の話を流して先へ進む”というケースは、 ことばのやりとりにおいて発生しやすい ものです。友だち同士の会話でも、そんなことに なってしまいがちです。人の話をきちんと聞くことができないのは、 相手に意識を集中せず、自分の欲求だけに 意識を向けてい…

周囲の人に関心を向ける

日々の生活のなかで、周囲に関心を向ける ことなく、やり過ごしてしまうことは少なく ありません。たとえば多くの人は、出勤途中の出来事にはめったに気をとめないでしょう。しかし、いつでも“初心者の目”を維持していたいものではあります。周囲に関心を向…

「行動量」の増やし方

具体的にどういう行動をすればよいのかと いうのは次の5項目がポイントになります。・ 常連化・ 「友人」ハードルを下げる・ リアクト(反応)・ アクセプト(受け入れ)・ コミュニケート(連絡)常連化とは、自分が居場所をつくりたいと 思っているところに…

古くからの友だちと仲よくする

SNSで昔からの友だちとつながってはいても そこに居場所がないと感じている方もいらっ しゃるはずです。それは、リアルな人間関係であれば、どう 交流すべきかがわかっても、インターネット 経由だと、どうしたらいいのかがわからなく なってしまいます。居…

SNSの人間関係における錯覚

SNSを利用していると、自分の投稿に コメントがつかないことで思い悩んだり、 傷つきます。そんなときには、まずは自分のリアルな日常 を思い返してみる。すると、わかることがあります。普段の生活 においても、周囲が常に自分に関心を持って いるわけでは…

ネットの居場所は、ミクロの居場所の一種

ビジネスでもプライベートでも、フェイス ブック、ツイッター、インスタグラム、 LINEなどのSNSを使っている方は多いこと でしょう。しかし、SNSのなかで心地よい居場所を 見つけている人はそれほど多くないだろう と思います。そもそも、SNSが居場所になり…

感情とうまくつきあう

感情をコントロールするというのは、感情を ないがしろにするのとはわけが違います。自分のなかにある感情を意識するのはかまわ ないとはいえ、問題は、感情と自分を一体化 させてしまうこと。「落胆しています」と口にするのと、「落胆を 感じています」と訴え…

反論しても得はしない

相手が攻撃してくるとしたら、その対象と なるのはこちらの論理か、もしくは個人的 問題かのどちらかだということになるで しょう。そして攻撃されれば、私たちはつい反論した くなるものです。「最初に仕掛けてきたのは向こうなんだから」 と無意識のうちに考…

物語で引き込む

伝える際、「物語」を使うことはとても有効。 理由は人は物語に包まれて育ちます。生まれた直後から物語を読み聞かせられて 育つなど、いつも物語がそばにあるという ことです。物語の強みは主人公になれることです。自分自身を主人公に置き換え、なぞらえ、“…

話す順番に気をつかう

「伝える」際、順番・順序はとても重要。なぜなら人には「聞きたい順番=気持ちの 動線」があるものだからです。したがって、その聞きたいことが相手の口 からなかなか出てこなかったりすると、 じらされているように感じるものだという のです。するとイライタ…

パワーキーワードを盛り込む

相手が気にしたり、気になるようなことばを 盛り込むことはとても重要です。”話す言葉ひとつひとつに意味をもたせ、 粒ぞろいの言葉を使うこと。話していることに内容がないと分かるや いなや、人はそれから先を聞こうとは しない。” 意識して、相手が気にな…

仕事をするためのルーティーンをつくる

まず、何事も自分自身から始まります。その自分のコンディションを自分が分かって いない状態で仕事をするのは、ミスのリスク があるということです。体調に神経質になりなさい、という意味ではありません。まず、自分を大切にする意味で、自分の心と 体の声…

働くうえで必要な能力とは

人間である以上は大なり小なりミスは起こし てしまうものです。しかしそれでも、「仕事ができる」といわれる 人は、ミスへの捉え方が違うと感じます。ただしそれは学歴の問題ではなく、仕事が できる人は「人間力」が高いということです。理想とする「人間力」の基…

「罪そのもの」を客観的に眺める

なにか問題が起きたとき、「これは自分のせい じゃないか?」と感じるのは、罪悪感がある 証拠。もともと自分の心のなかにあった罪悪感が、 問題が起きたことをきっかけに浮上してきた ことを示しているということです。したがって、その罪悪感を癒すことで、…

問題は自分自身がつくりだしたもの

一般的に「問題」は、自分以外の外側に問題が あるように見えてしまいます。外側に問題があるのだとしたら、自分は悪く ないことになるので、「あなたが変わるべき だ」と他人や状況をコントロールしたくなる でしょう。場合によっては自分を被害者のポジション…

説明は「どんな型にはめるか」を考える

説明スキルとは、伝えるべきネタを「型」に 流し込む作業のみ。そのため、伝えたいことを無駄なく相手に しっかりと届けることができるそうです。それは、ところてんをつくるときの工程と 同じだといいます。「説明するネタ」を「型」に流し込んで押し 出せば、「お…

感動する説明には「型」がある

おもしろくて「感動する説明」が重要だと いっても、実際のところ、それを実現する のはなかなか難しそうにも思えます。「感動する説明」には、誰にでもすぐ使える 「型」があると言われます。当然ながら、すべての講演(授業)で聴衆 (生徒)を惹きつける必要が…

「頭出しの結論」を出す

動くためには、「(どう動くかの)結論」を 出すことが重要です。そもそも「結論」がなければ、どちらの方向に 向かっていけばいいのかがわからない状態の ままになってしまいます。そこでまず意識すべきは、「頭出しの結論」 を出すことです。100%の正解がないな…

すぐ動くためには「思考のスキル」が必要

「ビジネスマンにとって大事なことはなにか」 ということがテーマになると、「踏み出すの が大事」「まずは動く」ということが強調される 場合があります。たしかに最終的には、踏み出したり動いて いくことが重要になってくるわけですが、 「それができないから悩…

「うれしかったこと」を毎日振り返る

人間は単純な生き物なので、「幸せだ」と 何度も自分に言い聞かせれば、自分は幸せ だと信じるようになるものです。もちろん、時間はかかるでしょうし、簡単 ではないかもしれません。しかも1日に10回「幸せだ」と言い聞かせた としても、その一方で「自分は不幸…

自分が得意なことをする

得意なこと、心から楽しめることをして いれば、自信、自尊心、喜び、情熱、前向き な気持ち、その他あらゆるポジティブな要素 が自然と人生に流れ込んでくるものだといい ます。さほど好きになれない仕事をしていたとして も、きちんとした仕事をすることな…

人生を長い目で見る

喜びというものは、長続きしないようにでき ています。そういわれると、なんとなく残念だなと思い たくもなりますが、むしろ、そうでなければ 困る。うまくいかない日が数カ月、一年と続いたと したら不安にもなることでしょう。しかし、たとえ最悪の状況で…

宗教はなぜ、どのようにして生まれたのか?

教養の土台であり、価値観を形成する宗教 は、なぜ生まれたのでしょうか?次の3つの仮説が考えられます。1 死んだらどうなるのかを知りたい2 宇宙の存在意義など、人智を超えたものの本質を理解したい3 大きな集団を統合する必要がある複数の文献によれば…

「ブリッジする会話」でグローバルリテラシーを高める

欧米人とつきあう際などには、「政治と宗教 の話をしてはいけない」といわれることが あります。悪気がなかったとしても、支持政党や宗教に 関する主張が相手の信じるものと違っていた としたら、結果的に相手を批判することに なるからです。とくに宗教は、人…

謝罪がトラブルを大きくする?

大企業でも個人商店でも、客のクレームには まず「申し訳ございません」と謝るのが一般的 かもしれません。ところが相手の不満や要求に明確に答えない まま、このことばを連発するのは危険です。かえって客の怒りに油をそそぐことになり かねないからです。ク…

消費者側の権利を知っておく

”客から、不当な解約や返品の要求など悪質 なクレームを受けないためには、どうすれば いいですか。何か、対策がありますか。”顧客が消費者の場合には、売主である個人商 店は消費者契約法や特定商取引法により契約 上、さまざまな規制を受けます。たとえば…