「ブリッジする会話」でグローバルリテラシーを高める
欧米人とつきあう際などには、「政治と宗教
の話をしてはいけない」といわれることが
あります。
悪気がなかったとしても、支持政党や宗教に
関する主張が相手の信じるものと違っていた
としたら、結果的に相手を批判することに
なるからです。
とくに宗教は、人の心の根底にある価値観と
深く関わっています。
相手の根本的な価値観に対し、ネガティブに
聞こえるような言葉を投げかけたとしたら、
関係が壊れてしまうことも考えられます。
その背後に根ざす宗教的価値観を知っていた
場合、もっと話が弾み、信頼関係が築ける
わけです。
もちろん、どのような会話をして相手とつき
合うべきかは、職業やシチュエーションに
よっても変わっています。
「ブリッジする会話」とは、文字通り自分と
相手に橋をかけること。
具体的には相手の国や社会、人の価値観を
踏まえた上でその長所について話す。
あるいは、相手の国や文化と自分の何らかの
関係について述べるということです。
つまり大切なのは、たとえつけ焼き刃といわ
れようとも、相手の国の歴史や文化、宗教、
言語などについて最低限の正確な知識を
持ち、相手の価値観に合わせて会話を
ブリッジすること。
それは、今後のビジネスエリートにとって
不可欠の素養です。
このように世界のさまざまな社会や人々の
思考、価値観を理解し、ブリッジする会話を
ベースに関係を構築していく能力を
「グローバルリテラシー」と呼びます。
それは、教養をもとに共感力を高めていく
能力です。
参考図書:『世界94カ国で学んだ元外交官が
教えるビジネスエリートの必須教養 世界5大
宗教入門』
(山中俊之 著、ダイヤモンド社)
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