仕事に対する相手の価値観を知る
有給休暇の制度があるのに、いざ休みを取ろうとすると嫌味を言ってくる先輩がいる。
参加自由の飲み会なのに、参加を強要されているような雰囲気があり、重たい気持ちになる。
そんな状況を体験したことがある人は、決して少なくないはずです。
世代間のギャップが大きければなおさら、「困った先輩」「意味のわからない上司」だと感じてしまいがちでもあります。
しかし、「困った人」と片づける前に、その人の価値観を知り、前向きにつきあい方を考えたほうが建設的です。
たとえば、ある年代の人のなかには「我慢すること=仕事」「プライベートと仕事なら仕事を優先すべき」という認識があるかもしれません。
そんなときは、「そういう人は時代から取り残されている」と考えるのではなく、「そういう背景を持っている人」としてつきあったほうが学びは多いということ。
なぜなら、その人にはそう判断する根拠があるはず。
「休まない」先輩は、休まずきちんと仕事を仕上げることで、外のお客さんから信頼を得ているのかもしれません。
飲み会にいつも参加する上司は、お酒の席を利用して深い人間関係を築いているのかもしれません。
そして保守的な上司は、以前、左遷された人を見てきたり、自分の家庭やローンのことを考えているのかもしれません。
つまり、そうした背景を知ったうえで相手を理解し、仲よくなって、仕事の仕上げ方や人間関係を構築するコツなどを教えてもらったほうが、自分にとっても得なのです。
参考書籍:『CREATE WORK 自分だけのキャリアをつくれる人が入社1年目から大切にしていること』
(ピョートル・フェリクス・グジバチ 著、SBクリエイティブ)
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