愉快な人生を生きるために~知識を知恵に~

経営や仕事への取り組み・社会心理学・生活の智慧に関する考え方、思い、提言をお伝えします

2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「しごと」の定義は、1つに絞らない

働き方が話題に上った際には、 「How(どうやって)」という話に なりがちです。 しかし忘れるべきでないのは、 本来は「What(どんなことを)」が あって「How(どうやって)」が あるはずだということ。 Whatがずれていたり、間違っていたり、 ありきたり…

生産性を高めるために、無駄な「しごと」と時間をなくす

「働き方改革」が政府の最重要課題の ひとつになっていますが、 働き方改革の最重要ポイントは 「自由度」です。 単に早く帰れればいいとか、 働く場所は会社以外でもいいとか、 働いている時間と働いていない時間の バランスが取れていればいいとか、 そう…

矯正と抑圧を捨て、自由と自治を与えよう

厳格な教育による弊害は、「いくら強調 しても強調しすぎることはない」と アドラーは述べています。 そして厳しく教育することは、二重に 問題があるともいいます。 まず第一は、「厳しくすることは、 教育者と教育される側との信頼関係を 壊す」ということ…

まず相手との間に共同体感覚を築き、それを広げていこう

相手の共同体感覚を高めたいのなら、 理屈を語っても無駄です。 いちばん効果的なのは、実際に相手 との間に高い共同体感覚を築くこと。 そして次に、その体験を他者へと 広げることです。 「『上手にできた』という体験を ただひとつつくれば、その体験が …

興味関心があることを上手にできるようにし、それを他へ広げよう

アドラーは、「ひとつのことにうまく いけば、他のこともうまくいくもので ある。これは教育にも人生の他の面に ついても当てはまる」という言葉を 残しています。 「音楽、手工芸、パントマイムなど」 なんでもいいので、「上手にできる」 という体験、感覚…

広告配信の20%がアドフラウド!?

最も典型的なアドフラウドの例は、 広告の表示回数やクリック数の 水増しです。 たとえば広告の表示回数に伴って 料金が発生するものや、広告が 実際にクリックされた回数に 応じて料金が発生するものに対し、 ボットが過剰にアクセス(または クリック)を…

“ボット”によるトラフィックがあふれている!

ウェブサイトにアクセスしてくる のは、必ずしも人間だけでは ありません。 いや、むしろ人間以外によって もたらされるアクセスのほうが 多いかもしれません――。 これは、何らかの形でウェブサイト がかかわるビジネスを行っている 人たちにとって、もはや“…

謙虚さを身につけるための5つのポイント

リーダーが信頼の土台としての 謙虚さを身につけるためには、 以下の5つのポイントを押さえる ことが大切です。 ポイント1 「自分よりミッションが大事」と考える 自分がリーダーだからといって、 自分と会社を同一視するべからず。 たしかに優れた組織を生…

謙虚さを忘れない

自己顕示欲の強い権力の亡者たちは、 組織の信頼を破壊する人々です。 一方、高信頼リーダーは従業員を 導き、資産を守り、意思決定を導く 代理人としての役割を大切にする のだそうです。 また、組織を存在せしめている 価値観とビジョンを守り抜くことにも…

今の仕事に意義を見出す方法とは?

いまの仕事が自分の天職だと思え ればそれ以上の幸せはないが、 多くの人がそう感じられていない ことも事実です。 だが、たとえ天職ではなくとも、 そこに「意義」を見出すことは できます。 どんな仕事にも、何かしらの意義が 存在します。 自分の仕事を「…

観察することで、見えない世界が見えてくる

ネックになるのが、「見えていない 世界はこうなっているのではないか」 という仮説を、最初にどうやって 手繰り寄せるか。 このことについては、(逆説的では ありますが)結論を求めて一生懸命 考えないことが、実は仮説にたどり 着く近道だと思います。 …

結論を追い求めてはいけない

そもそも、私たちはあまりにも早く 結論を導きすぎてはいないだろうか? たとえば将来の環境変化や、成果が 生まれるメカニズムなど、 「見えていない世界がどうなっている のか」を探ろうとしないまま、 目に映った材料だけを頼りに結論を 出してしまってい…

検証=反省ではない

ミーティングや会議、企画の段階で 検証をうやむやにしてしまうと、 なかなか成果は期待できません。 にもかかわらず、私たちは検証を せず、やりっぱなしにしてしまいがち です。 その原因について、「検証=反省と 考えてしまうからなのではない だろうか…

座り方と歩き方を改善すれば体調はよくなる

肩こり、頭痛、腰痛、慢性疲労、 さらにはメンタルの不調や集中力の 低下など、数々の「心身の不調」が ビジネスパーソンを悩ませています。 しかし、その原因は「姿勢」にある ケースが多いのだそうです。 つまり、座り方と歩き方を正しいもの にすれば、心…

IoTを活用し、健康管理を可視化する

健康維持の方法としてウォーキングが 定番化しつつありますが、アラフォー くらいまでのうちは、 「ウォーキングは高齢者向け。 自分たちはもっと運動量が多い ジョギングをすべきだ」と考えがちです。 しかし実際にはアラフォーこそ、 そろそろジョギングか…

適度な運動は疲れをとる

「運動」と「休息」は対照的にも 思えますが、必ずしも相反すること ではありません。 政府は、日本に住むひとりひとりの 健康を高める施策として、 「健康日本21(第2次)」という プログラムを展開中です。 そこでは生活習慣病の予防や、 心の健康を保つこ…

「批判されるもの」には才能が眠っている

人は、他人から批判されるのを嫌う ものです。 なぜなら批判されると、自分の存在を 否定されたような気持ちになって しまうからです。 では、なぜ人は他人を批判するので しょうか? それは、対象に嫉妬や脅威を感じる からだといいます。 自分よりうまくい…

「人より速くできるもの」に注目する

自分の価値観にもっと敏感になれば、 自分のなかに眠る能力にも早く 気づくことができるといいます。 そして、そこを意識して改善すれば、 才能開発の実現性は高いということ にもなります。 「スピードが速い」のは、その分野 でのなんらかの才能が隠されて…

顧客インサイトは、組織の最前線にある

「モノが売れない」と言われるように なってからかなり経ちますが、 実際には、売れているモノもあります。 強く支持されているサービスもある。 売れないわけではなく、売れるべき ものは売れています。 その背景にあるのは、「顧客」を 本当に洞察できたか…

未来予測ができない、ビジョンがつくれない時代

企業経営の舵取りが難しくなるなか、 「経営トップの役割」の重要性が 急速に高まっており、求められる リーダーシップが大きく変化してきて います。 カリスマ的な存在がリーダーシップを 発揮し、大きな旗印のもとに命令型で 多くのメンバーを連れていく、…

AI時代の「賢さ」とは何か?

これまで「賢い」とされていた人たち とは、学校の試験で高得点を取れる ような、ミスが少ない人であった のかもしれません。 しかし、スマートマシンが台頭する なか、人間がその土俵で勝負しても 勝ち目はありません。 AI時代に人間が付加価値を生み出す…

「フェア・バリュー」を実現する人事評価

真の「働き方改革」を実現するために 必要なフェア・バリューによる 人事評価とは、いったいどのような ものなのかということ。 まず、悪いモデルケースとして 「社員を甘やかす会社」です。 そのような会社には、「会社としての 価値基準」および「評価の絶…

「働き方改革」にはフェアな評価が不可欠

経済が長期にわたって停滞するいまの 日本の経済状況において、本当に 保護するべきは「高い能力を持つ社員」 です。 彼らの働きに対して、その高い能力に 見合った評価、 すなわち「フェア・バリューの評価」を 与えることが、日本経済の新たな飛躍の 原動…

人事へ投資すれば生産性は向上する

2017年4月に大手宅配サービスの ヤマト運輸が、 「再配達の受付時間短縮」を決定 しました。 いうまでもなく、インターネット 通販需要が急増したため、従業員の 負担が限界に達したことがその原因。 「日本の消費者がこれまで当たり前 のように享受していた…

未知の体験に身を任せる

他人に苛立ちを感じた時は、自分 について知るいい機会である。 ― カール・ユング 理解の深い人生と知恵の追求が 難しいのは、自分の信念だけでなく、 非常にコアな価値観に対して柔軟に ならなければならないからです。 凝り固まった考え方では、成長の 余…

自分自身を追体験する

知識と知恵の違いは、周囲の世界 に対する倫理的な理解にあります。 つまり知恵とは、物事がどうある べきかという信念に基づくもの です。 私たちの人生におけるこのような 信念、つまり世界観は、教師、親、 友達、ストーリーによってつくられ ます。 倫理…

情報と知恵のギャップを埋める

知恵を育むための近道を探すのは、 残念ながら時間の無駄です。 知恵という言葉に老人、指導者、 超人間的存在のイメージが つきまとうのには、理由があります。 知恵とは「生涯にわたるプロセスで あり、毎日それに向けて取り組む もの」です。 読むことで…

情報と知恵の違い

自分は、バカだと思われるのが怖いんです。 文字通り、情報が溢れている時代です。 だから、知らないことが怖い。 意見を持っていない自分が恥ずかしい。 これだけ大量の情報を消費する中で、 果たして私たちの思考範囲は広がって いるのでしょうか? 私たち…

仕事への情熱・やる気を失ったら…。

2017年のギャラップの調査によれば、 仕事に積極的に取り組んでいると 感じる従業員の割合は、3人に1人に すぎない。 言い換えれば、常に高水準の自発性 と思い入れ、情熱と生産性をもって 仕事に取り組んでいる人は、 3人に1人しかいない。 ということは、…