愉快な人生を生きるために~知識を知恵に~

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謙虚さを忘れない

自己顕示欲の強い権力の亡者たちは、 組織の信頼を破壊する人々です。

 

一方、高信頼リーダーは従業員を 導き、資産を守り、意思決定を導く 代理人としての役割を大切にする のだそうです。

 

また、組織を存在せしめている 価値観とビジョンを守り抜くことにも 尽力するものですが、そのために 必要なのが謙虚さです。

 

強力なリーダーが、組織のあらゆる 部門、あらゆる人々を自分が動かして いるように感じるのは当然のこと。

 

しかし、そのような傲慢さは、信頼に とっては致命的になります。

 

なぜなら自分中心のリーダーは、 自分が賢いということをアピールする のに夢中で、組織全体が危機に 荒らされていることに気づかないから です。

 

逆にいえば、本当の意味での自己利益 とはなんなのかを考え、謙虚さに 思い至ったリーダーだけが、永続的な 組織を構築できるということです。

 

フランス国王ルイ14世のものとされる 「朕は国家なり」という言葉は、 持続可能な統治の原理にはなり得ない ものです。

 

しかしその一方、謙虚さがあれば、 リーダーは自分なきあとの未来を築く ことができるというのです。

ゆえに階級制度を残したまま、高信頼 組織を築くことは不可能です。

 

企業内のチームにはさまざまな職域が あり、さまざまな仕事をしていますが、 1人たりとも成功に欠かすことは できないわけです。

 

いいかえれば、組織のミッション遂行 において、重要でない人間など1人も いません。

 

つまり高信頼集団を生み出すためには、 ひとりひとりが大切であることを、 リーダーが表明しなければならない わけです。

 

高信頼リーダーにはひとつの資格が あります。

 

自分自身を不可欠の、なくてはならない 存在だと見なせないと、有能なリーダー とはいえないのです。

 

ただし重要なのは、それを口に出さない こと。

 

もっといえば、「そう信じ込まないこと」 が大切です。

 

自我を抑えなければ、必ずやってくる 失敗から学ぶことはできません。

 

リーダーが謙虚に学び、成長し、仲間と ともに試練を乗り切ることが できなければ、誰も信頼してはくれない ということです。

 

参考文献:『信頼の原則――最高の組織を つくる10のルール』 (ジョエル・ピーターソン、 デイビッド・A・カプラン著、田辺希久子訳、 ダイヤモンド社

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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