愉快な人生を生きるために~知識を知恵に~

経営や仕事への取り組み・社会心理学・生活の智慧に関する考え方、思い、提言をお伝えします

完璧主義なリーダーほど組織が まとまらない(菜根譚より)

400年前の無名の著者が書いた処世訓
は、なぜ今も読まれ、影響を与え続け
るのでしょうか?

 

 

「自分は厳しく律するが、人には
寛容な態度で臨む」が人間関係の
基本ですが、ややもするとこれが
逆になりがちです。

 


それでは人間関係がうまくいく訳は
ありません。

 


自分に厳しいタイプの人は得てして
人にも厳しく臨もうとします。

 


中には自分にはできもしないような
高い水準を相手に要求する人も
いないではありません。

 


そんなことをしていたのでは、
嫌われたり、煙たがられたりして、
周りに人が集まってきません。
漢書』という古典にも、
「水至って清ければ則ち魚なし。
人至って察さつなれば則ち
徒となし」
とあります。

 


「察」とは、細かいことまでよく
見えるという意味です。

 


見えるのはいいのですが、
見えすぎると、つい、ああでもない、
こうでもないと口を挟みたく
なります。

 


ときには、見えていても見えない
ふりをする必要もあるでしょう。

 


菜根譚』も、それを言っている
のです。

 

 


これは、とくに部下を使う人には
不可欠の条件と言ってよいでしょう。

 


独りよがりであろうと潔癖すぎ
ようと、仕事に差し支えることは
まずないでしょう。

 


多少は偏屈扱いされるかも
しれませんが、逆にその人の魅力に
なっている場合も少なくありません。

 

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問題は、大勢の人間が集まって、
組織でする仕事です。

 


そんなとき、上に立つ者が些細な
ことにまで目くじらを立てていた
のでは、部下にそっぽを向かれて
しまいます。

 


やはり、清も濁も大きく包み
込んでいく包容力があってこそ、
組織をまとめていくことが
できるのです。

 


上に立つ者は、部下の能力をうまく
引き出して、組織力として結集して
いく必要があります。

 


そうでないと、大きな仕事は
できません。

 


ところが、どのような組織にも、
いろいろなタイプの人間がいます。

 


どんな嫌いな相手にも、それなり
にいい点があるのです。

 


嫌いな部分にはしばらく目をつぶり、
いい点を見つけて引き出してやる。

 


これもまたリーダーの大事な仕事で
あって、そうあってこそ組織を
まとめていくことができるのでは
ないでしょうか。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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