愉快な人生を生きるために~知識を知恵に~

経営や仕事への取り組み・社会心理学・生活の智慧に関する考え方、思い、提言をお伝えします

2018-01-01から1年間の記事一覧

直接話さず、メールや手紙で気持ちを伝える

誰かにノーと言わなければならない ときや、距離を置く必要があるとき には、面と向かって本人にそう伝える ように教えられてきた人も少なくない はずです。 ところが敏感な人や内向的な人に とって、そんなふうに直接的に やり合うのはとても不快なことでも…

苦手な相手に対する自分の行動を見なおす

「考え方を見なおす」ということの ほかにもうひとつ、効果が期待できる 方法があるのだそうです。 それは、「行動を見なおす」というもの。 私たちは、苦手な相手に接することを 「できれば避けたいな」と思って過ごして いるものです。 そのため、電話をかけるの…

「苦手な人」のレッテルは自分が貼ったもの

「苦手だけれど付き合う必要がある」と いう相手とは、適度な距離をとったり、 上手にかわしたりしながらつきあって いくのが理想的です。 自分の心を守りながら、コミュニケー ションをとるコツがわかれば、 ストレスやイライラは軽減できるよう になっていく…

リーダーは「コンセプト」をがっちりと握り続ける

プロセスで最も重要なのは、メンバー のオーナーシップをとことん大切に することです。 「あるべき姿」のコンセプトに共鳴 したメンバーが、それぞれの持ち場で 自らの専門性を発揮してくれることに よって、こちらの想像を超えるような レベルのプロジェク…

商品を購入する決め手になる三大要素

競合他社に勝って自社の製品を採用 してもらうためには、どのようなこと が必要なのでしょうか。 やはり決め手は「差別化です」。 ただし差別化といっても、会社に よってそれぞれの強みは変わって きますし、同時に弱みもあります。 つまり、営業マンはまず…

「毎日やる」のではなく、「同じ時間にやる」

仕事をためないためになにより必要 なのは、基本的なルーティンタスクを 毎日繰り返すことです。 1週間おき、1ヵ月おきにやればいいと 思うようなことも、とにかく毎日 繰り返すべきだという考え方です。 そもそも「あとでまとめる」ということ は多くの場合、…

障害者の「害」の字を変えてもなにも変わらない

最近は「障害者」の「害」の字を 「碍」「がい」と表記することが多く なってきました。 「害」という字から連想する イメージが悪い、という理由は わかりますが、当事者からすれば どちらでも構わないそうです。 その理由は、2つあります。 まず1つは、「害」という字…

ミッション3つの条件

お客様が企業に求めているのは、 どんなメリットがあるかという ことであって、「わが社は業界 ナンバーワン」という自己陶酔では ありません。 自分たちにとって都合のいいこと に引っぱられず、ミッションを 言い当てる言葉を見つけるべき。 そして、そのた…

「PR」は関係性をつくるもの

「事実性」はともかく、小さな グループにいちいち合わせるのは 簡単なことではないでしょう。 ましてや企業自身が発信者では ダメだとなると、 「そんな条件を満たす手法がある のか」と思っても無理はありません。 具体的な内容は多岐にわたるものの、 原則的…

「企業からのアプローチ」の3条件

生活者と企業を結びつけるために、 もはや広告が最適ではないのだと すれば、今後は具体的にどのような コミュニケーションをとる必要が あるのでしょうか? この点についてまず重要なポイント のひとつとなるのは、「企業からの 発信ではないほうがいい」と …

目標達成する仕組み:PDCAを回すための3つの基本ルール

学んだスキルを繰り返し実践して 再現するために必要なものは、 気合や根性や努力や意識の差でも なく、「フレーム」です。 フレームが用意されれば、脳は いちいち考えたり悩んだりする ことなく、結果につながる行動を とるようになるものです。 だとすれば…

ゴールに向かってPDCAを回す

目標(ゴール)を持たないまま、 興味を持ったものを思いつきで やってみるとしたら、 それはゴールのないマラソンレースを 走っているようなものです。 しかしそれでは、いつか飽きがきても 無理はありません。 そこで、「目標を決める、ゴールから 始める」…

苦手な相手にイライラする悩みの対処法

1. 誰にでも苦手な人は少なからず 存在する 苦手な人とは適度な距離を保とう 会社で働く場合、会社は選べたとしても、 どの部署でどんな人と働くのかを 選ぶことは不可能です。 もちろん学校でも同様で、学校を選ぶ ことはできても、クラスやクラスメイト、 …

SNSで気が休まらない悩みの対処法

1. 他人の投稿や評価はどうにも できない 自分のできることに気をつかう SNSはいまや私たちの日常生活に 欠かせないものです。 しかしその一方、気疲れしてしまう という悩みを多く見受けられるよう になったのも事実です。 便利なツールではあるけれど、 精…

怒りやイライラと上手につきあう

1. 怒りの感情は抑えることができる 怒りの奥には別の一次感情がある 「怒りは突発的に出てくるものだから、 抑えることはできない」と考えている 人がいるかもしれませんが、 アドラー心理学ではそうした考え方を 否定しています。 つまり、怒りは制御可能な…

考えるべきところで考えないと「わかったつもり」に陥る

多くの人がAIをつくろうと思って いるわけではないにしても、 「考えられるのなら、考えることが できたほうがいい」という点に おいては、誰しも同じです。 なぜなら、おそらくは「自分がいま 取り組んでいることや生きていると いうプロセスを実感し、考えら…

「着地点」ではなく「道中・過程」に集中する

私たちは日々、常になにかを考えて います。 たとえば朝の通勤電車で「きょうは 混んでいるな。事故があったのかな」 と考えたり、「混んでいるから遅延 しそうだ。駅に着いたら走るか」と 頭に言葉を浮かべてみたりします。 しかし、言葉を頭のなかに浮かべて …

人間が意見を持つこと:マルクス・アウレリウスの『自省録』より

人間は、必ずしもすべてのことに 関して意見を持つ必要はありません。 自分でコントロールできない困難な 問題は、あなたが肯定しようが否定 しようが、議論しようが目を 背けようが、好むと好まらずとに 関わらず存在し続けます。 そんなことでわざわざ自分…

インフルエンサーに響く2つの特徴

企業のPR担当者と話をしているとき、 「これ、インスタグラムで流行り ますか?」と質問されることあります。 しかし、「モノの素晴らしさと インスタグラムで流行るかどうかは 必ずしもイコールではない」。 インフルエンサーが、そのモノに 興味を持ってくれる…

人は“いい感じ”に心惹かれる

いま、世の中でどんなことが起きて いて、売れる商品と売れない商品に どのような格差が生まれているのか。 そのことを突き詰めていくうえで、 まず押さえておくべきは次の3点です。 ・いいモノを作っても、それだけでは 売れない ・モノ自体よりも、モノに…

自分の人生は自分自身で操縦できる

疲れ切っていて、自分は役立たずだから 何もかもが中途半端だと感じ、 シニカルになっている。 もしかすると、どんなに一生懸命に 働いても、何も達成できないと 感じているかもしれない。 あるいは、どんなに頑張っても、上司を 満足させられないと思ってい…

“改善活動”が「働き方改革」に逆行する!?

頑張りを認めてもらおうという心理は、 働き方改革の足かせになるだけでなく、 むしろ改革を逆行させかねない。 その典型が会議である。わが国では 会議の数が多く、出席者の人数も多い。 しかも長時間にわたる。結果的に そうなるというより、意識的にそう…

「認められるため」の残業が横行している!?

「働き方改革」が声高に叫ばれながら、 いまのところ顕著な成果は上がって いないようです。 わが国特有の法制度や組織構造、 取引慣行、情報化の遅れなどが指摘 されているが、原因はそれだけでは ありません。 なかでも軽視できないのが心理的、 社会的な…

感情ではなく数値と論理によって未来を見渡す

”善なるものは、道を脩(おさ)めて 法を保つ。 故に能(よ)く勝敗の正(せい)と 為る。(形篇)” 「戦闘に優れた者は、戦闘における 勝敗の道理を実践し、さらに戦闘に おける勝敗の原則を忠実に守る。 だから、思うがままに勝敗を操る 支配者となれるので…

今日の勝敗は日々の精進の結果である

”衆を治むること寡(か)を治むるが 如くするは、分数是れなり。 衆を闘わしむること寡を闘わしむる 如くするは、形名(けいめい)是れ なり。(勢篇)” 「大兵力を統率していながら、小兵力を 統率しているかのように整然とさせる ことができるのは、部隊編…

起こりそうな変化よりも、思いがけない変化に備える

”計、利として以って聴かるれば、 乃(すなわ)ち之(こ)れが勢を 為(な)して、以って其の外を 佐(たす)く。 勢とは、利に因(よ)りて権を 制するなり。(計篇)” 孫武は自身の言葉として、 「計謀をご主君の利益だと判断されて お聞き入れになりますな…

ライバルもまた成長することを前提に考えよ

”兵を用うるの法は、其(そ)の 来らざることを恃(たの)むこと無く、 吾(わ)が以(も)って待つこと 有るを恃むなり。(九変篇)” 「軍力を運用する原則としては、敵が やって来ないことをあてにするのでは なく、わが方に敵がいつやって来ても よいだけ…

フィードバックを発展させ、道を開くには

フィードバックとは反応のことで、 外からやってくるもの、内から わいてくるものがあります。 外からのフィードバックとは、本を 読んだり、セミナーに出かけたり、 行動することで、そこで出会った人 からアドバイスをもらったり、人を 紹介してもらったり…

答えは動くことで導き出される

私たちは、行動する前にあれこれ考え すぎて、頭の中だけで堂々めぐりに なり、閉塞感の中でもがき苦しむこと があります。 「走りながら考える」という表現が ありますが、動きだすから考えられる、 解決策が見つかる、やりたいことに 気づけるというのが「行…

自分の手で人生を描き出そう

「この1週間に成し遂げたこと」を 振り返ってみる。 おそらく、あまりたいしたことは していないと感じるだろう。 しかし、「この3年間で成し遂げた こと」を振り返ってみたとしたら、 多くを達成してきたと感じるはず。 なぜなら人間には、短期間で成し 遂げら…