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経営や仕事への取り組み・社会心理学・生活の智慧に関する考え方、思い、提言をお伝えします

怒りやイライラと上手につきあう

1. 怒りの感情は抑えることができる

  1. 怒りの奥には別の一次感情がある

 

「怒りは突発的に出てくるものだから、 抑えることはできない」と考えている 人がいるかもしれませんが、 アドラー心理学ではそうした考え方を 否定しています。

 

つまり、怒りは制御可能な感情です。

 

たとえば、親友だと思っていた友人に、 影で悪口を言われていたとします。

 

しかし、そのことで「ふざけるな!」と 感情を爆発させそうな状況で、会社の 取引先の重要顧客から電話がかかって きたと思ってみてください。

 

そんなときは当然ながら、 「いつもお世話になっています」と 明るい声で対応するはずです。

 

さっきまで抑えきれないと思っていた 感情は、取引先から電話がかかって きたとわかった瞬間、引っ込んでしまう ものです。

 

もしも怒りが抑えきれないものである なら、取引先に対しても同じ勢いで 怒りをぶつけるはずだということです。

 

しかしそうならないのは、人間は相手を 選んで怒りという感情を使っているから です。

 

つまり、怒るのにも目的があるという ことです。

実は、“怒りの奥”には別の感情が 隠されているのだそうです。

 

怒りは二次感情であり、そもそも怒りを 抱く理由となった一次感情が別に存在 します。

 

だからこそ、その一次感情に気づく だけでも、コミュニケーションは よりスムーズになるというわけです。

 

親友に悪口を言われて怒ってしまう 話に関していえば、怒った原因は親友に 対する「落胆」であったはずです。

 

信頼している親友なら絶対に悪口を 言わないはずだという「期待」があるから こそ、その期待を裏切られた「落胆」の 気持ちが生まれ、二次感情である「怒り」 になったということです。

 

そこで「怒りが抑えられない」と感じた時 には、自分の感情の裏側にある別の 感情を、客観的に見つめることが大事。

 

そして自分の一次感情に気づいたら、 自分を主語にした“I(私)メッセージ” で一次感情を伝えるべきです。

 

相手に怒りの感情をぶつけるより、 こちらのほうがはるかに効果があります。

 

参考文献:『悩みが消える「勇気」の心理学 アドラー超入門』(永藤かおる著、 岩井俊憲監修、ディスカヴァー・ トゥエンティワン)

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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