愉快な人生を生きるために~知識を知恵に~

経営や仕事への取り組み・社会心理学・生活の智慧に関する考え方、思い、提言をお伝えします

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「%」だけでは正確な情報にならない

割合(%)という数字はクセ者です。 なぜならその裏には、必ず2つの実数が あるからです。 「割合(%)」だけを見る=「2つの実数」 を見ない たとえば、「顧客満足度80%」という数字 があったとします。 しかし、これだけで「すごいね」と解釈 するのは危険です。 …

勘違いしている人、多数!「前年比」と「前年増加率」

割合(%)=比べる数字÷もとの数字×100 こうして見てみると、割合(%)という 数字が「比べる数字」「もとの数字」と いう2つの言葉から成り立っていること がわかります。 いいかえれば、割合(%)という数字の 裏には必ず2つの実数があるということ。 なお、割…

仕事で使う数字はたった2種類しかない

ビジネスパーソンが仕事で使う数字は たった2種類しかありません。 1つは、「実数」と呼ばれるもので、 もう1つは2つの実数を比較することに よってつくられる「割合(%)」。 実数という言葉は聴きなれないかも しれませんが、たとえば「100円」「3人」 「90分」とい…

言葉の木を育てる:日々の気づきを書き記す

「単語」「慣用句」など、ただ集まって くるものを吸い上げるだけでは、 目的を達成するために「養分」には なりません。 自らの意思で「根」をいろいろな方向に 伸ばし広げていくことが必要です。 そこで重要な意味を持つのがノートの 存在。 まずは日々の気づきを…

習慣を壊すには真逆のことをするべきだ-良い習慣を身に付けるー

悪い習慣を壊したいなら、何か 新しいことをするか、悪い習慣に 対抗するような新しい良い習慣を つくる。 可能ならば、いつもしていることと 反対のアプローチを試してみる。 1つの問題に対して同じアプローチを 何度も試したところで、結果が 変わるもので…

自立的に送迎するだけでなくおカネを稼ぐ未来のクルマ

自動運転、電気自動車、シェアリング などが普及した社会で、それらを 組み合わせたクルマの利用の仕方は、 今後どうなるのだろうか。 2025~2030年の世界では、自動運転車 の所有権が分散され、利用時間が レンタルされていると考えられます。 ある人が自動…

家電見本市に出展されるクルマ

自動運転によってクルマが 「運転するもの」から単なる 「乗りもの」になると、 その「移動する空間」の中での時間を どのように使うかがテーマとなり ます。 オフィスとして利用し、会議を したり、居間として使って映画を 観たりすることになれば、 そのた…

不安が頭を離れないとき

ネガティブ思考のなかでも克服する ことが特に難しいのが、不安や恐怖。 理屈では大丈夫だとわかっていても、 どれだけ「怖くない」と自分に 言い聞かせてみても、いざとなると 怖くなって尻込みしてしまいます。 なお、「スピーチが苦手」「声の大きな 相手が苦…

やる気がまったく出てこないとき

やらなければいけないとわかっている のに、やる気が出ないことはあるもの です。 原因はいろいろ考えられますが、 たとえば人から無理やりやらされて いるときには、やる気が出なくても 仕方ないかもしれません。 そんなときは「これは大切なことだから、 自…

「むずかしい言葉」は「やさしい言葉」に変換し、重複を避ける

ソーシャルメディアでは論文を書く わけではないので、専門用語や カタカナ言葉を使って、権威や キャリアを示そうとするのは逆効果。 専門家として書く場合は、一般の人も わかるように、なるべくやさしい 言葉で書くべきです。 カタカナ言葉はわかりやすい…

「万人受け」を狙わず「伝えたい人」に向けて書く

「いい文章を書いて友だちを感心させ よう」と意気込む気持ちもわかりますが、 力み過ぎも禁物です。 最初から100点満点の文章を目指しても、 息切れしてしまうわけです。 ソーシャルメディアでの発信は、 短距離走ではなく長距離走。 無理をせず、できる範囲…

ソーシャルメディアで読まれる文章とは?

ソーシャルメディアにおける 「いい文章」には、「思わずシェア したくなる」「『いいね!』をつけたく なる」「ついコメントしたくなる」 「また読みたくなる」「長くても最後まで 読んでしまう」など、共感と行動が 伴います。 どれも文章を読んだうえでのことで あり…

自分自身が原因の悪循環

早めに自分の気持ちに気づき、 それを大事にするべきです。 そこには理由があって、つまりは 小さな出来事も大きな出来事も、 「同じパターン」で起こっている からです。 つまり根底にAという意識があると すれば、どんな場面においても そのAを土台とした言…

仕事をするのが苦しくなる理由

そもそも、なぜ毎日の仕事が苦しく なるのでしょうか? このことについて、そのベースに あるのは「仕事に対する考え方」です。 仕事を過大に捉えているため、 結果的に苦しんでいる人が多い。 たしかに、人生において仕事が占める 割合は少なくないでしょう。…

休憩したい自分を認める

自分中心になって、自分の気持ちと 向き合ってよく考えてみれば、 自分のことがわかってきます。 しかもそれだけでなく、自分の まわりの状況も見えやすくなります。 自分の置かれた状況が見えてくれば、 自分が直面している出来事が 「本当に逃げてはいけな…

ダブルタスキング

忙しい日には、電話会議をしながら メールを書いたり、会議の最中に 次の会議のために考えをまとめたり、 2つの書類を同時平行で作成したり、 メモを書きながら夜の予定を考え たり……といったことが起こります。 しかし2つかそれ以上のことを同時に こなそう…

仕事スペースの片付け

デスクの上などが散らかってしまう のは、忙しすぎたり、自分で仕事を 整理できない状況になったりした とき、またはその両方になりはじめた ときに現れやすい兆候です。 そして仕事のスペースには、頭のなか の状態が表れます。 きれいに片付いたデスクで仕…

一時停止の重要性とは…。

忙しいときには、人のために時間を 取られることが増え、すばやい 意思決定を求められたりします。 他にも集中の邪魔になる要因が多く、 1日中、スイッチをオンにして気を 抜けない状態になってしまいがち だということです。 しかもそういう状況下では、 す…

「会議のコスト増」が生産性を下げる

会議について考えるうえで、 まず第一に押さえておかなければ ならないことがあります。 それは、会議そのものは「1円」 たりとも生み出さないということ です。 成果を生み出すのは、常に現場の 活動です。 生産性を上げるカギは、現場の 活動の効率を上げ…

人前で話す練習は「ガチ」でやっておけ

スポーツの世界では、試合の前に ウォームアップをするのが普通です。 いきなり試合に臨んでも体は思う ように動いてくれないため、 ほぐしておく必要があるわけです。 ところがアマチュアの選手は、 「まあ適当に」とダラダラと体を 動かしてウォームアップを…

「想定外」も、想定しておくと「想定内」になる

自然災害が起こったときなどに、 「想定外だった」という話を聞く機会 は少なくありません。 しかし災害はともかく、私たちの 日常生活についていえば、「想定外」 のことなどあまりないものでも あります。 たいていは、ちょっと頭を働かせれば 「十分に想定でき…

「計画どおりに動くだけ」にしておく

「人間が緊張するのは、いままでに 一度も体験したことがないから。 だとすれば、何度も同じ体験を くり返しておけば、そこまで緊張 しなくてすむ」 同じ出来事を何度も体験していくと、 私たちの感情は鈍くなっていきます。 そこで、緊張しやすいという自覚が…