「%」だけでは正確な情報にならない
割合(%)という数字はクセ者です。
なぜならその裏には、必ず2つの実数が あるからです。
「割合(%)」だけを見る=「2つの実数」 を見ない
たとえば、「顧客満足度80%」という数字 があったとします。
しかし、これだけで「すごいね」と解釈 するのは危険です。
なぜなら、その裏にある2つの実数の 存在を無視した状態での解釈だからです。
割合(%)という数字を使って 「よい・悪い」「すごい・すごくない」と いった“質”を読み解くときには、 必ず「もとの数字」がなんなのかを把握 することが重要です。
そして、このようなケースに遭遇した ときにするべき指摘は、次のようなもの。
「その割合(%)の分母(もとの数字)は なんですか?
割合(%)を分母表記したときに、 分母の数字を確認する。
こうした視点を持っておくだけで、 落とし穴にはまらずにすみます。
参考文献:『入社1年目からの数字の使い方』 (深沢真太郎著、日本実業出版社)
最後までお読みいただきありがとうございました。
関連・参考ブログリンク