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説明の順番その3. 根拠・理由・事実

前提をそろえ、結論や主張をまず 伝えることができたら、次に伝える べきはその根拠や理由、事実です。

 

根拠や理由を伝えるときのポイント は次の3つです。

・これから理由を伝えることを示す

・理由をできれば3つに絞る

・理由や根拠は客観的事実で構築する

 

自分の主張や結論がある場合、 「これから理由を伝えます」ということ をしっかり伝達することが大切です。

主張や結論で伝えたことの根拠を 説明していきます。

 

そして、根拠や理由を3つにします。

 

根拠が1つだけでは結論に対する理由 として弱すぎ、逆に3つを超えると 説明が長くなりすぎ、聞いてもらい にくくなります。

 

なお結論・主張・本質(解釈)は、 客観的事実に基づいて組み立てられて いなければロジックが成立せず、 腑に落ちない説明になってしまいます。

 

客観的事実とは、いちばんわかり やすいのが数字、データの違いです。

 

なにを説明するかにもよりますが、 仕事に関するものであれば、自社の 売上げデータ、市場シェアの調査結果 などがその代表だといいます。

 

もちろんすべてを客観データで調べ 尽くすのは大変ですが、重要な内容で あればあるほど、極力、一次情報に 当たっていくことが必要です。

 

結論や主張、ロジックを強くするのは、 どれだけ事実を調べられるかにかかって います。

 

参考文献:『一番伝わる説明の順番』  (田中耕比古著、フォレスト出版

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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