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仕事をするのが苦しくなる理由

そもそも、なぜ毎日の仕事が苦しく なるのでしょうか?

 

このことについて、そのベースに あるのは「仕事に対する考え方」です。

 

仕事を過大に捉えているため、 結果的に苦しんでいる人が多い。

 

たしかに、人生において仕事が占める 割合は少なくないでしょう。

 

しかし、決してすべてではなく、 他にも大事なことはたくさんあるわけ です。

 

それに、いくら仕事が大事だと いっても、仕事を過大に考えるあまり、 かえって仕事がやりにくくなって しまっているのだとしたら本末転倒。

 

また、仕事を過大に捉えている人は、 「少しでも早く多くの結果を 出さなければいけない」と思い込む 傾向にあります。

 

しかし、周囲や他者のことを気に しながら「結果を出さなければいけ ない」と思い詰めれば、焦りから かえって仕事がうまく行かなく なっても当然です。

 

成果を求めて焦れば焦るほど苦しく なっていき、仕事をすること自体が 怖くなってしまうわけです。

 

しかもそういうときは、なかなか人に 相談できないものでもあります。

 

相談するということひとつとっても、 そこに至るまでのステップがいくつも あり、逃げ出したくなるまで、 ひとりで処理しようとしてしまいます。

 

だとすれば、どこかのタイミングで 発想を変え、人に相談してみるのも ひとつの解決法なのかもしれません。

私たちは嫌だと思っていることから 意識をそらしたり、あるいは完全に 意識の外に追いやったりしてしまう 傾向があります。

 

そして同じようなことが、自分の 気持ちや感情についても起こります。

 

たとえば休むことに罪悪感があると、 「こんなことで弱音を吐くなんて 情けない」と感じ、がんばろうとする ものです。

 

その結果、休みたいという自分の 気持ちに気づきにくくなってしまう というわけです。

 

つまり、自分の気持ちを自分で否定 してしまっていると、その気持ちに 対して鈍感になっていく。

 

本当は「すごく苦しくてつらい」状態 なのに、自分では「なんとなく苦しい」 程度にしか意識できなくなって しまいます。

 

そんな自分を自覚できたときに初めて、 「自分の気持ちを否定する言葉」を やめることができます。

 

参考文献:『逃げ出したくなったら読む本』      (石原加受子著、祥伝社

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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