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休憩したい自分を認める

自分中心になって、自分の気持ちと 向き合ってよく考えてみれば、 自分のことがわかってきます。

 

しかもそれだけでなく、自分の まわりの状況も見えやすくなります。

 

自分の置かれた状況が見えてくれば、 自分が直面している出来事が 「本当に逃げてはいけないことなのか」 「本当にそこまで深刻になるような ことなのか」が見えやすくなってきます。

 

「毎日の仕事から逃げ出したい」 「やりたくない」「もうがんばりたくない」 というような悩みを抱える人が自分の 気持ちと向き合ったとき、自分のなかに 「休みたい」という気持ちがあることに 気づくはずです。

 

しかし同時に「でも、がんばらなきゃ いけない」などと考え、「休みたい」と いう気持ちを否定してしまいます。

 

しかし努力という点について、 「がんばりたいから、がんばる」 「好きだから、気がついたらがんばって しまっている」というのが理想です。

 

つまり「休憩したい」とき無理にがんばる ことは、必ずしもよいとは限らない。

 

もちろんがんばるべき場面もたくさん あるでしょうが、自分を抑え込んで 無理にがんばったところで、 思うような成果はなかなか得られない わけです。

一方、要所要所で休憩をとった場合は、 休むことで集中力が回復し、効率も 向上します。

 

休まなかったときにくらべ、労働時間は 減ったのに、かえって成果が上がる 場合も珍しくありません。

 

さらには体だけでなく心も休まり、 より前向きな気持ちで取り組むことが できるようになります。

 

つい軽く見られがちではあるけれど、 「休む」ことはとても大事なことです。

 

後ろめたい気持ちのまま休んだ場合と、 自分が休むことを認めて気持ちよく 休んだ場合とでは、後者のほうが よりよく休めて当然です。

 

だからこそ、休むときは「休みたい自分」 「休んでいる自分」を認めるべきです。

 

参考文献:『逃げ出したくなったら読む本』 (石原加受子著、祥伝社

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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