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落ち着いて考え、「役割」を現実的なものにする

ストレスを感じたときは、こうした 「自分が相手に期待する役割」や、 「相手が自分に期待する役割」と、 実際とのズレが生じていないかを 落ち着いて考えてみるべきです。

 

そうすれば、会社(上司・周囲)が 自分に期待していることを、こちら が間違って理解していることが わかるかもしれないからです。

 

では、自分に期待されている役割と、 自分が認識している役割にズレがある 場合にはどうすればいいのでしょうか?

 

このことについて、「従業員としては、 会社から期待されている役割を正確に 果たし、その役割をきちんと果たすしか 方法はない」と言えます(もちろん、 その役割が法律やルールに違反していない ものであれば、という条件つきですが)。

 

もし、会社が期待する役割を果たすことが どうしても嫌だというなら、転職するか 独立するしか道はないわけです。

 

 

自分の気持ちや夢を捨てて会社の奴隷に なれということではなく、自分の希望や 自分のキャリアについて会社と交渉する ためにも、まずは現在の役割をきちんと 果たすことが先決です。

 

期待される役割を正しく理解するために 必要なのは、現実的な視点で考えること。

 

仕事については「このようにやらないと いけない」「こうするべきだ」などと過度に 理想化してしまうことが少なくありませんが、 「理想」と「現実」とのズレが大きければ 大きいほど、ストレスも増えてしまいます。

 

だから、まずは思い込みを捨て、現実を しっかり把握すべき。

 

その際には、「相手もこれはわかっている はずだ」「相手もそう思っているはずだ」 などと、あまり決めつけないほうがいい。

 

相手の言動や態度をよく観察し、なるべく 客観的に分析してみることが大切だと いうことです。

 

参考文献:『会社に殺されない働き方』 (難波克行著、クロスメディア・パブリッシング)

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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