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付き合う人と環境が自分に影響を与える理由

まず、環境と自分の相互作用には、 次の2つの故事に真実はあるように 思います。

 

1つ目は「朱に交われば赤くなる」。 “人は関わる相手や環境によって、 良くも悪くもなる”というものです。

 

商社、広告代理店、メーカーの エンジニアなどの新入社員は、 わずか1年でどっぷりと社風に慣れ、 その会社・職種らしい話し方や態度を とるようになっていきます。

 

放つオーラや言動も1年前とは随分と 変わります。

 

1年間、来る日も来る日も先輩や上司 と仕事をし、同じように思考・行動 することで、また飲み会などで深く 語り合うことで人間関係が密になり、 大きな影響を受け、次第に朱に交わり、 赤くなっていくわけです。

 

そしてもう1つの故事が「類は友を 呼ぶ」で、“気の合う者や似た者同士 は、自然に寄り集まって仲間をつくる” というものです。

 

学生時代のクラスメイトも、体育会系 でノリのいいタイプ、文化系で大人 しいタイプ、ちょっと悪ぶった不良 グループなど、気が合う似た者同士が 不思議な力で引き寄せられていたこと を思い出します。

人間関係において「気が合う」ことは 重要で、合わない者同士が一緒に いてもしんどいものです。

 

しかし、マイナス思考でいると、 仮に気が合ったとしても、マイナス面が 増大するだけで悪影響となります。

 

わかりやすいのが、集まれば会社や 上司、仕事の不満や愚痴の語り合いに なる飲み会。

 

単なるストレス発散と思いがちですが、 周囲の話に耳を傾けると、そのように 世界が見えてしまうわけです。

 

私たちは、付き合う人や環境から強く 影響を受けて自分がつくられるし、 似た者同士が自然に集まるという 法則の中にいます。

 

だからこそ、自分を変えたいと思った 時に、付き合う人・環境を変えていく ことに意味があります。

 

理想とする人たちが集まるグループに 参加し、同じ環境に身を置くことで 自分はどんどん変わっていきます。

 

一緒にいる人たちの感情、思考、行動 などが自分の習慣に良い影響を与える からです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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