愉快な人生を生きるために~知識を知恵に~

経営や仕事への取り組み・社会心理学・生活の智慧に関する考え方、思い、提言をお伝えします

「自分らしさ」の呪縛から解放されるには…

人間は誰でも、自分の
アイデンティティー(と思い込んで
いるもの)を守り、その正しさを
証明したいと考える傾向がある
からです。

 

でも、本当の自分は、そうした描写や
印象や類型とは違うと気がつくと、
私たちは自己概念から解放されて、
ありのままの自分に戻り、そのときの
思考に応じて自分をつくり変えること
ができます。

 

自己概念を守ろうとするのは、自分の
影を守ろうとするようなものです。


 

影に実体はありません。

 

光の作用にすぎないのです。

 

私たちの自己概念も、思考の作用に
すぎません。


 

人間はみな美しいダイヤモンドとして
生まれます(本当の自分)。

 

ところが、私たちはそれを馬の糞
(自己概念に基づく自己不信や不安)で
覆ってしまいます。

 

そこでそれを隠すために、ピカピカの
ニス(世の中の人に抱いてほしい「私」
のイメージ、自己概念の仮面)を
塗ります。

 

ニスの種類は人によって違います。

 

地位が混ざっていたり、物質的な富が
混ざったりしている場合もあります。

 

「冗談好きな人」「信頼できる人」
「シャイな人」など、態度を加味した
ニスもあります。

 

家庭での役割や職種のニスもある
でしょう。

 

でも、私たちの本質はダイヤモンドです。

 

それ以外はみな飾りなのです。

 

自分が職場で人や環境にどう関わる
かは、往々にして、自分の自己概念
(自分がつくりあげたセルフイメージ)
を反映しています。


 

このことは、非常にパワフルな気づき
となります。

 

自己概念やセルフイメージがなければ、
他人のどんな批判、承認、評価
(つまりみんなが必死に回避したり
達成しようとするものすべて)も、
重要ではなくなります。


 

何しろ、守ったり擁護したりするものが
ないのですから…。

 

無条件に存在する状態では、努力を
しなくても自然に、モチベーションや
自尊心や自信がわいてきます。
これが私たちの、ありのままの状態
なのです。


 

もちろん、あらゆる自己概念やセルフ
イメージを一掃する必要はありません。

 

そんなことは不可能に近いし、
しじゅう自分でチェックしていなければ
なりません
(つまり余計な思考や努力が必要に
なります)。

 

問題は、セルフイメージを持つこと
ではなく、それが思考だと気がつかない
こと、美しいつくり物だと認識しない
ことです。


 

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統計的に46%のビジネスパーソン
が、「自分のアイデンティティーは
仕事によって定義される」と考えて
いるそうです。

 

私は、自分がいかに自己認識や自尊心
を、仕事や肩書きと結びつけている
かに気がつきました。


 

また、喪失感は解放感にもなりうる
ことにも気がつきました。

 

それは私が思考と認識のパワーに
ついて、ごく初期に学んだ教訓です。

 

その後、私は、仕事が人間を定義する
のではないことに気がつきました。

 

人間が仕事を定義するのです。
私たちを道に迷わせるのは、思考の
働きに関する誤解なのです。

 

自分をどういう人間だと思うかは、
自分の本当のアイデンティティ
ではありません。


 

自分は自分の思考でも、過去でも、
遺伝的特徴でもありません。

 

自分は思考者で、あらゆることを
考えることができます。

 

私たちのアイデンティティーは思考に
よって形成されることに気づくと、
本当の自分が表れる余地が
できます。


 

生まれながらに自信と勇気を持った、
条件づけのない自分です。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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