愉快な人生を生きるために~知識を知恵に~

経営や仕事への取り組み・社会心理学・生活の智慧に関する考え方、思い、提言をお伝えします

なぜ心を身体と同じくらい大切にしないのか

エピクテトスの要録から

”もしひとがきみの身体(からだ) を行き当たりばったりの人に 委(まか)せるならば、きみは 立腹するだろう。

だがきみは、きみ自身の心を出会う 人に委せ、もしその人が罵るならば、 それできみは悩まされたり、動揺 させられたりしているが、きみは そのために恥ずかしくないか。”

 

エピクテトスの問いかけは、 小さな思考実験の形をとっています。

 

歩いていたら、誰かに身体を つかまれて、好き勝手なことを されたら、当然ながらあなたは怒り ますよね?

 

自分が許した相手以外から、 触られたり、つかまれたり、連れて いかれたりしそうになれば、全力で 抵抗するはずです。

 

しかし、どういうわけだか私たちは、 心を身体と同じように守ろうとは しません。

 

自分の心を、通りがかりの人や、 広告、政治家、ソーシャルメディア の投稿、ニュースに委ねてしまいます。

 

ときには、私たちを貶め、混乱させ ようと狙っている赤の他人にさえ 心をまかせてしまうのです。

 

なぜそんなことを許すのですか?

世の中には、私たちを混乱させ、 自己不信に陥らせ、怒らせ、 行きたくない方向へと押しやろうと するもので溢れています。

 

そして、私たち自身が、そうした ものが自分に影響を与えることを 許しているのです。

 

それを選んでいるのは私たち自身 なのです。

 

そう考えることこそが、ストア哲学の 揺るがぬ基盤でもあります。

 

しかし、たとえそうだとしても、 心を惑わす刺激や情報をすべて 拒絶するのは簡単なことでは ありません。

 

そうしたものを取り入れたくなる 衝動や本能に抗わなくてはならない からです。でも、戦ってください。

 

あなたの心を攻撃するものがどんな 姿をしているのか、見分けられる ようになってください。

 

それは、ささいな気晴らしのような ものかもしれないし、有害な知人と いう姿を借りて襲ってくるのかも しれません。

 

毎日一度は自分に言い聞かせて ください。

 

「あいつらの好きにさせてはいけない」。

 

身体をつかもうとする見知らぬ人の 手を振り払うのと同じように、 心に襲いかかる手を振り払って ください。

 

24時間、あなたとともにあるものは、 あなたの心と身体だけです。

 

どんな心であれ、どんな身体であれ、 この2つはあなたにとって絶対に 必要な2つであり、あなたが所有する もののなかで最も重要かつ価値の あるものです。

 

なぜ、心を身体と同じように大切に しないのでしょうか?

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

このコラムの内容・考え方に興味のある方、 ビジネスコミュニティ活動に参加して みたい方は下記URLまで、アクセスしてください。

nav.cx

新しい時代のインターネットを活用した ネットワークビジネスのノウハウを習得
出来れば、ライフシフトしながら時間的・ 経済的自由を 自分のものにしてストック ビジネスを 展開出来ます。

ads-asp.com

ads-asp.com

パラレルワーク・ライフワークで 人生100年時代の生きがいを見つめ直す…。 ビシネスパートナー募集中です。

興味のある方、下記の要項をご覧ください。

peraichi.com

関連・参考ブログリンク

 

hirostockblog.blogspot.com