愉快な人生を生きるために~知識を知恵に~

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幸運か不運かの分かれ道:7つの感情習慣

1. 自己否定感 vs 自己肯定感

あなたには、仕事と人生において 自分を肯定する習慣、自分を否定する 習慣、どちらの方が多いですか?

 

「なんて自分はダメなんだ」 「私って結局は何もできない」という 否定的な言葉を心に投げかけ続けると、 自己否定感が累積し、自信がなく なっていきます。

 

一方、「私なりにがんばった。次は もっと改善しよう」「昨日より1つ成長 した」と自己肯定する言葉を繰り返す 回数が長いほど、自己肯定感が心に 広がっていきます。

 

自己否定感に満ちた人と自己肯定感に 溢れる人、どちらに仕事を依頼したり、 人を紹介するかと言えば、後者では ないでしょうか?

 

2. 義務感 vs わくわく感

自分が好きではない苦手な仕事に ついている人は、義務的にこなすことを 中心で生きているため、エネルギーが 低いのを感じます。

 

給与に不満が出たり、上司にイライラ したり、自分の人生は他人のために 犠牲になっていると考える思考が広がる とストレスフルです。

 

一方、大好きな仕事についている人は、 やりたいことを中心に生きているので、 その人から滲み出るオーラが明るく なります。

 

自分がやっている仕事がわくわく感で 進んでいるので、他人のせいにしなく なります。

 

結果、上司の評価も良くなり仕事も 任せられるようになります。

 

3. リスク回避 vs 好奇心

仕事や人生に好奇心を失うと、新しい 発見が少なくなりマンネリ化して いきます。

 

「いまさら」年だし」「お金がかかるし」と いう言葉を繰り返すと新しい扉が どんどん見えなくなっていきます。

 

結果、世界が広がらず、自分を高めて くれる人との出会いもなくなります。

 

しかし、「人生には多様な生き方があり、 実に興味深い人や世界がある」。 そんな子供のような好奇心を持って、 仕事や生活を過ごしている人には、 新しい出会いがあり、そこから違う 世界への扉が開いていきます。

 

いつも人から紹介される人の違いは 実は普段の好奇心の差、付き合う人の 幅や深さに影響を受けているわけです。

4. 不信感 vs 愛

人を信用していないと、あらゆる 分野で不利になります。

 

恋愛や家族関係、そして仕事でも 信頼関係がつくれないことは 大きな不運を招きます。 「結局、人は裏切るんだよね、人は 離れていくんだよね」という他人に 対する不信感があると、不思議と それが実現していきます。

 

厳しくても愛を持っている上司と、 部下を信用していない上司をイメージ するとわかりやすいかもしれません。

 

5. 恐怖・不安 vs 希望

人生に希望を見るか、恐怖・不安を 見るかで、行動も変わっていきます。

 

もちろん、どちらか極端に偏るのは 健全ではないでしょう。

 

しかし、人生に不安と恐怖ばかりを 見ると、お金・人間関係・仕事への リスク回避を中心に考え、心は マイナスの感情に満ちていきます。

 

希望と安心を感じる人には、 そのような出来事や情報が訪れるはず です。

 

6. 認められたい欲求 vs わくわく欲求 他人から認められることを中心に人生を 送ると大変です。

 

認められるために、嫌なこともがんばる。

 

がんばれば「よくやってくれている」と 賞賛される。

 

そうなるともう嫌だと言えなくなって しまいます。

 

結果、褒められたり評価されるのは 嬉しいが、そのプロセスは苦痛で辟易 してしまう。

 

こうなると、感情習慣はマイナスに 働いていきます。

 

一方、自分の中にあるわくわくする欲求。

 

つまり、つくる、分析する、学ぶ、 デザインする、体系化する、感じる、 つながることなどに没頭する深層欲求が 人にはあります。

 

これらは、感情習慣をプラスにする エネルギーなので、わくわくする欲求に よって得たもので、他人に認められる ように考えていきたいです。

 

7. 緊急・焦り vs ミッション

最後は、ミッションという感情。

 

心理学者のアブラハム・マズローは、 自己実現欲求の先には、自己超越欲求が あると定義しました。

他人や世の中のために何かをしたいと いう欲求です。

 

しかし、多くの人は、「ミッションなんて 大それたものはない、自分のことだけで 精一杯」です。

 

しかし、自分が満足する感情の先に 他人や社会に何かをしたいという 貢献欲求は誰の中にも眠っています。

 

欲求には段階があるので、まず自分の 感情習慣を良くするために、焦らずに これまでに紹介した6つの感情習慣を よくすることがポイントだと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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