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自分ばかりガマンしている…と思ったら

期待する役割のズレについて考えて いると、「被害を受けているのは自分 なのに、なぜ自分ばかりがガマン しなければならないのか」という気持ちが わいてくることがあります。

 

こうした「被害者意識」があるおかげで、 私たちはいつまでも相手に腹を立てて しまい、冷静に物事を考えにくくなって しまうことです。

 

とはいえ実際のところ、他人の考えや 行動を変えようとしても、それは不可能。

 

相手に無理な期待を押しつけても反発 されるだけですし、困らせたり、 怒らせたりしてしまうこともあるわけです。

 

そこで、「相手があまり変わらなくても 実行できるような役割」を期待するしか ないと思います。

 

なぜなら、そのほうが物事はうまく運び、 ストレスや怒りもたまらないからです。

 

また当然のことながら、自分自身に 「つらい環境で、誰にも理解してもらえず、 すべてガマンしなければいけない被害者」 としての役割を当てはめてしまうと、 いつの間にか、本当に被害者のような 気分を味わってしまうことにもなります。

 

 

「自分は専門家なのだから、それなりに 敬意を払うべきだ」「自分の意見を尊重して、 改善に取り入れるべきだ」などという 考えにしがみついていると、周囲との関係が 悪化し、ストレスが増えるだけです。

 

だからこそ、「自分ばかりがガマンしている」 と考えるのではなく、周囲との関係や、 期待する役割のズレを冷静に分析し、 「現実的に対処をしているのだ」と考える ようにする。

 

そうすると、「状況を自分でコントロール できる部分もある」という感覚が持てます。

 

そのほうが精神衛生上はずっといいいし、 そう考えて行動しているうち、周囲との 関係も少しずつ改善してきます。

 

ストレスを感じる状況にうまく対処できる ようになれば、ストレスは確実に減らせる 思います。

 

参考文献:『会社に殺されない働き方』 (難波克行著、クロスメディア・パブリッシング)

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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