愉快な人生を生きるために~知識を知恵に~

経営や仕事への取り組み・社会心理学・生活の智慧に関する考え方、思い、提言をお伝えします

他者のストレスに自分が感染すれば、パフォーマンスに悪影響が及ぶ…。

過去10年ほどの間に、人間の脳が情動
感染(emotional contagion)を受ける
仕組みが明らかになってきました。

 

まるでワイヤレス・ネットワークの
ように人の感情を他者に伝染させるのは、
脳のミラーニューロンです。

 


この微細な神経細胞のおかげで、
私たちは他者の感情を理解したり

共感したりできます。

 

ネガティブな感情やストレス、不安
なども、まるで副流煙のように

取り込んでしまう…。

 

ストレスを感じている他者、特に同僚や
家族を目にすると、神経系に瞬時に影響を
受ける場合があるそうです。

 

ストレスを感じている他者の言動を

見聞きしなくても、そのストレスに

感染してしまう場合さえあるとのこと。

 

他者のネガティブな感情やストレスは、
職場でこちらの机まで文字通り
“漂ってくる”というわけです。

 

他者から受け取るネガティブな感情は、
私たちの仕事や教育における測定可能な
あらゆる成果に悪影響を与えうることが
、研究の発展に伴いわかってきました。

 

最近では、ストレスは細胞レベルにまで
影響を及ぼし寿命を縮めることが明らか
になっています。

 

人や物事が密接につながり合う現代の
職場では、私たちはかつてないほど他者に
触れる機会があります。

 

そのため、ネガティブな感情や
ストレスがますます伝染しやすくなって
います。

ニュース記事やソーシャルメディア
でのネガティブなコメント。

 

経済ニュース番組で映される、不安気
なボディーランゲージ。

地下鉄や飛行機に同乗する疲れ切った
人々。

 

仕切りのない大広間のオフィスで目に
する同僚たちの仕草。

 

これらに触れるたびにストレスを
もらってしまうのです。

 

これほどつながり合った環境では、
セカンドハンド・ストレスの悪影響
を避けるために、「心の免疫システム」
を強化する必要があります。

以下はその方法です。

 

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1.ストレスの捉え方を変える

 ストレスはどれほど高度であっても、
次のような効果をもたらしうる。

 

精神力の強化、人間関係の深化、
認識力の向上、新たな視点の獲得、
達成感、より前向きな人生観、
意義・やりがいの感覚、優先順位を
つける能力の向上、などである。

 

周囲にネガティブな人がいたら、
戦ったりイライラしたりするのを
やめてみる。

 

相手に同情する機会、あるいは
相手がポジティブになるよう手助け
する挑戦の機会と捉えてみる。

 

2.会話をポジティブな言葉で始める

ストレスを抱えた人がもたらす
ネガティブな効果を、中和する
ための行動が必要です。

 

苛立っている同僚がストレスを
態度に表していても、同じような
しかめ面を返すのではなく、
微笑みや、理解を示す頷きを
返してみると突然、力が宿った
感じがしてきます。

 

会話の第一声は、話の流れを左右
する場合が多い。

電話で最初の言葉を、
「もういろいろ大変で」とか
「とにかく忙しいんです」などと
始めることはやめる。

 

深呼吸して穏やかに、
「話ができて嬉しい」と言ってみる。

 

3.自己肯定感を持つ

自己肯定感が強いほど、自分は
いかなる状況にも対応できるという
感覚を持ちやすい。

 

誰かの気分に影響を受けていること
に気づいたら、そこで立ち止まり、
事態が順調であること、
何が起きても自分は対処できること
を思い起こす。

 

自己肯定感を強めるよい方法の
1つは運動です。

 

・まとめ

今日の私たちは、喫煙スペースを
避けて通ることを知っているし、
空港の人混みを出たら手洗いもする。

 

しかし今後は、他者のストレス
から身を守る「心の免疫システム」
の強化が、健康と幸福を維持する
カギだと認識するようになります。

そして言うまでもなく、問題は他者の
ストレスばかりではない。

 

自分自身のマインドセットが、周囲の
人々の幸福を左右します。

ポジティブな考え方を持つことに
よって、みずからの生活だけでなく
他者の生活をも向上できると思います。

 

 

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最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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