気づきのGive & Take
基本的に傾聴する際は、ただ聴くのではなく、
相手を理解しようと向き合って話を聴くべき
です。
難しそうに聞こえるかもしれませんが、
聴き手はマインドフルな状態にとどまること
によって、お互いの関係を客観視して効果的
に傾聴することができるものです。
たとえば、タイミングよくあいづちを打ち、
そしてうなずくことは、しっかり聴いて
いると伝えるためにも効果的だということ
です。
しかもマインドフルな状態だからこそ、
うなずきやあいづちもタイミングよく効果
的にできます。
いわば傾聴することを通じ、聴き手の
マインドフルネスの体験はより強化される
ということ。
また、オウム返しも傾聴のテクニックと
して効果的です。
聴き手が話し手のことばをオウムのように
繰り返せば、話し手は「正確に理解してくれて
いるな」と感じ、さらに話そうという気持ち
になります。
つまりそうすれば、話し手が話したいときは
どんどん話が続くわけです。
さらには、傾聴されることによって話し手は
怒りと、その裏側にある一次感情に気づく
可能性もあります。
うまく相手の感情を引き出し、誘導すること
によって、怒っている本人に「なぜ怒っている
のか」を気づかせてあげることができます。
自分の口から本音の一次感情を語ったとき、
語り手はそこで初めて自分の本音に気づく
ことになります。
怒りの奥にある悲しみや恐れ・不安などの
一次感情に触れることができ、その結果、
怒りは鎮められ、悲しみと恐れ・不安は
癒されることになるのです。
それこそが、まさにマインドフルネスの
波及効果になります。
参考図書:『怒りにとらわれないマインド
フルネス』
(藤井英雄 著、大和書房)
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