仕事で使う数字はたった2種類しかない
ビジネスパーソンが仕事で使う数字は たった2種類しかありません。
1つは、「実数」と呼ばれるもので、 もう1つは2つの実数を比較することに よってつくられる「割合(%)」。
実数という言葉は聴きなれないかも しれませんが、たとえば「100円」「3人」 「90分」といったようなもの。
いってみれば、実態そのものを表現 する「リアルな数字」だということです。
これに対する割合(%)とは、 下のような数字。
● 「割合(%)」で表現するもの
前年比…前年に比べてどのくらいか
男性比率…全体における男性の多さは どのくらいか
顧客満足度…顧客のうちどのくらいが 満足と評価しているか
「よい・悪い」「すごい・すごくない」と いった“質”を表現する際に、 「割合(%)」を使うということです。
ビジネスにおいては、「ちょっと」「半分強」 「ほとんど」というような曖昧な表現での コミュニケーションが許されない場合が あります。
そんなときには、「割合」という数字が とても重要な役割を担います。
実数:ヒト、モノ、カネといったものの 「量」を表現する数字
割合:その実数の「よい・悪い」を表現する数字
実際、きのうどこかで目にした数字や口 から発した数字を思い出してみると、 おそらくこのどちらかにあてはまります。
参考文献:『入社1年目からの数字の使い方』 (深沢真太郎著、日本実業出版社)
最後までお読みいただきありがとうございました。
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