あと一息、もうちょっとのところでなにをすべきか
計数感覚のある人とない人との違いは、
「期限まであと数日」となったときの
行動に表れるといいます。
計数感覚のある人がまずするのは、
「あと3日」「あと300万円」
「あと3人」「あと3%」と数値化する
ことです。
そして、それを達成するためには、
「きょう」「あした」「あさって」に
自分がなにをすべきかを検討し、
周囲に伝えて実行するということです。
対して、ただ「どうしよう」という
気持ちのまま、結局は普段どおりに
過ごしてしまうのが計数感覚のない人。
そうして最終営業日を迎え、目標が
未遂のまま終わってしまうと
いうことです。
計数感覚のある人は、砂漠のなかに
いたとしても、手にしっかりと
コンパスを持っていて、
「いま自分がどの位置にいるのか」を
把握しているものです。
「あと3日、ここをこうあるけば
オアシスにたどり着くはずだ」と
考え、残っている飲み水の量を計算し、
毎日どのくらい飲んでも大丈夫
なのかを計算しているわけです。
一方、計数感覚のない人はコンパスも
持たず、ただ勘を頼りに砂漠を
さまよっている状態です。
飲み水の量も計算せず、本能の
おもむくままに飲み干してしまい、
砂漠のなかで立ち尽くしてしまう
ということになります。
なお計数感覚のある人は、「残り数日」
「最後のひと押し」のところで
本領を発揮します。
それは、「1日から末日までの
1カ月の会社の数字の流れ」
「きょう現在の売上状況」「月末まで
に予算を達成するため、あしたは
なにをすべきか」などを、数字を
一瞬で確認することによって頭に
入れているからだと考えられます。
参考文献:『1%の人は実践している
ムダな仕事をなくす数字をよむ技術』
(前田康二郎著、クロスメディア・
パブリッシング 刊)
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