愉快な人生を生きるために~知識を知恵に~

経営や仕事への取り組み・社会心理学・生活の智慧に関する考え方、思い、提言をお伝えします

知的生活はなんの役に立つのか?

「教養」をテーマにしたビジネス書は 多く、網羅的に教養を身につける ためのものから、個別のジャンルに 特化したものまでスタイルもさまざま です。

それらがすぐに深い教養や実社会の 利益につながるわけでもない でしょうが、知識を身につけ、 思考力を養い、自分のなかで情報を 咀嚼して他人に伝えることができる 能力に大きな価値があることは事実。

学び、深めていくためのきっかけを 生み出すためにも、それらの本には 意味があるということです。

また、欧米の実業家やビジネスリーダー には、忙しいなかでも膨大な本を読んで いる人が少なくありません。

そうした意味においても、知的生活には わかりやすいメリットがありそうです。

地上や知識は多ければ多いほどよいと 思われがちですが、見逃すべきでない のは、情報それ自体はすでに検索可能 なコモディティ(同質的、普遍的なもの) と化しているという事実です。

つまり情報そのものよりも、適切な 場面で適切な情報を引き出すことが できる「情報の編集能力」にこそ価値が あるということ。

そこにこそ、知的生活による積み上げを 実践する意味とメリットがあります。

私たちの知的生活においては、 触れる情報を自分の個性によって編集し、 他人と違うものを追うほうが、 より利用しやすく、大きなメリットが あります。

そして知的生活の積み上げを行うことは、 そうした個性につながる近道でも あります。

そういう意味で、知的生活にはメリットが あります。

しかし、この近道は遠回りでもあります。

知的な積み上げの多くは情報との偶然の 出会いから生まれるものであり、 自己満足の部分も少なくありません。

「この本を読めば、この情報を集めれば、 これを実践すればメリットがある」と 断言できるようなものはありきたりで、 楽しく継続して実践できるようなもの ではなく「作業」の性格が強くなって しまいます。

それでは、楽しい知的生活にはつながら ないわけです。

知的生活にわかりやすいメリットはなく、 だからこそいいのだと考えます。

すぐにそこには到達できないかも しれないけれども、長い目で見れば、 それを探す以上の近道かもしれません。

参考図書:『知的生活の設計――― 「10年後の自分」を支える83の戦略』      (堀 正岳著、KADOKAWA

お読みいただきありがとうございました。

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