愉快な人生を生きるために~知識を知恵に~

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一時停止の重要性とは…。

忙しいときには、人のために時間を 取られることが増え、すばやい 意思決定を求められたりします。

 

他にも集中の邪魔になる要因が多く、 1日中、スイッチをオンにして気を 抜けない状態になってしまいがち だということです。

 

しかもそういう状況下では、 する必要のあることはなんでも 手当たり次第にやっつけるという 「突進」作戦を選択しなければならない こともしばしばあります。

 

そのため大事なことが先送りされ、 心身が張り詰めた状態になって、 焦りから行動がおかしくなったり することもあります。

 

そうなると「忙殺」されている状態と なり、極端な場合には行動の つじつまがあわなくなってしまう ものでもあります。

 

そんなときには、「一時停止」する べきです。

 

エネルギーを使い続ける状態を 一時停止させ、自分自身に目的意識を 持たせ、状況を少し高い位置から 見渡してみる。

 

そして、新たな心構えで臨めるよう にする。

それは、ほんの何分間かでできること。

5分間の一時停止でも、効果は絶大。

最初は難しいかもしれないけれども 休止を続け、次のことを試すべきです。

1.何にも邪魔されず、きれいに片付いて  いる場所で、静かに椅子に座る。  そうした場所がなければ、それを  つくることが最初の仕事になる。

 

2.自分の体の張りつめている部分 (首、肩、顔など)に意識を向け、  それを解きほぐすようにする。

 

 自分自身に声をかけ(緊張をほどく  意思を言葉にして口に出す)、  筋肉の緊張がほぐれるのを実感する。

 

3.深呼吸をゆっくり6〜10回する。  これでリラックスが早まる。

 

4.活動に戻ることに気がはやるように  なったら、「よし、そろそろ行こう」と  (自分自身と)折り合いをつける。

 

こうして準備が整ったら、また「プレイ」 ボタンを押せばいいということです。

 

参考文献:『頭と仕事をシンプルにする 思考整理50のアイディア』 (サイモン・タイラー著、斉藤裕一訳、 CCCメディアハウス)

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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