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「計画どおりに動くだけ」にしておく

「人間が緊張するのは、いままでに 一度も体験したことがないから。 だとすれば、何度も同じ体験を くり返しておけば、そこまで緊張 しなくてすむ」

 

同じ出来事を何度も体験していくと、 私たちの感情は鈍くなっていきます。

 

そこで、緊張しやすいという自覚が あるのなら、自分が怖いと思う状況を あらかじめ体験しておくのが 手っ取り早い解決法です。

 

行動的に何度かリハーサルしておけば、 それほど緊張せずに済ませることが できるというわけです。

 

「すでにやったことをくり返すだけ」と いう状態にしておけば、感情が 揺れ動くこともなくなるわけで、 これを心理学では「行動リハーサル法」 と呼んでいます。

緊張するシーンでなにを言うべきか、 常に考えるくせをつければいい。

 

たとえば「初対面の人と話すのが苦手だ」 というのであれば、あらかじめ初対面の 人とどんな会話をするのかを頭の なかでシミュレーションし、リハーサル しておけばいいというわけです。

 

なお、この方法について著者は、 「できれば、紙にセリフを書き出して みよう」とも提案しています。

 

それを丸暗記しておけば、初対面の人 ともうまく話せるようになります。

 

なぜなら、「覚えたことを口にするだけ」 ですむからです。

 

同じように、外国人と英語で話そうと するとビビッてしまうというのであれば、 あらかじめ話すことを英作文しておけば OK。

 

そのとおりに話せばすむのであれば、 緊張も不安も緩和されて当然だという ことです。

 

参考文献:『人前で緊張しない人はウラで「ズルいこと」 やっていた』        (内藤誼人著、大和書房)

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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