優れたリーダーは、「絵描き」に似ている
真っ白なキャンバスを前にしながら、 「どんな絵を描こうか?」と仕上がり をイメージするのと、リーダーとして 「あるべき姿」を思い描くのは非常に 似ています。
絵を描くキャンバスに面積という制約 があるのと同様に、リーダーが理想を 描くフィールドも無限ではありません。
そこには必ず、予算、人員、期限など の制約があります。
その限られたキャンバスに、どのような 構図で「あるべき姿」を描くのが ベストなのかをイメージするわけです。
この段階ではデッサンで十分です。
もちろん、メンバーのやる気をかき立てる だけの魅力と説得力を備えている必要は ありますが、あまり細かいところまで 描き込むのは弊害のほうが大きい。
能力的な限界も当然ありますが、 なによりも、リーダーひとりで細部まで 決めてしまうと、メンバー個々人が オーナーシップをもつ余地をなくして しまうからです。
むしろ、リーダーが注力すべきなのは、 「あるべき姿」のコンセプト── 「世界的なモデルとなる工場」 「関係者の話題・誇りになる工場」を つくるというコンセプト──を明確に 打ち出すことです。
そして、メンバーに「こんな工場を つくりたいんだけど、力を貸して くれないか?」と投げかけ、個々の貢献 意欲を引き出すことこそが重要です。
そのうえで、リーダーが描いたデッサン をベースに細部を描き込んでいくわけ ですが、この段階ではメンバーに どんどん参加してもらう。
そして、あまり細部をコントロール しようとするのではなく、徹底して 彼らの意見に耳を傾けることが大切です。
なぜなら、細部を熟知しているのは、 いままさに現場にいる彼ら以外には いないからです。
リーダーの示した「あるべき姿」の コンセプトに共感してもらいさえすれば、 必ず「ここはこう描くべきだ」と きめ細かなアイデアを提示してくれます。
それを、どんどん取り入れて 「あるべき姿」を緻密に描き込んでいけば いいのです。
参考文献:『優れたリーダーはみな小心者 である。』(荒川詔四 著 ダイヤモンド社)
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