愉快な人生を生きるために~知識を知恵に~

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習慣を壊すには真逆のことをするべきだ-良い習慣を身に付けるー

悪い習慣を壊したいなら、何か 新しいことをするか、悪い習慣に 対抗するような新しい良い習慣を つくる。

 

可能ならば、いつもしていることと 反対のアプローチを試してみる。

 

1つの問題に対して同じアプローチを 何度も試したところで、結果が 変わるものではありません。

 

あらゆる方策を考慮し、ときには、 正しいと思うことの反対の アプローチを試してみる。

 

最も直感に反するアプローチが、 その問題に対するベストな解決策だと いうこともありえます。

寝付きが悪い? 「お泊り会」アプローチ を試してみる。

 

子供のころ、友だちとお泊まり会を して、「一晩中起きてるぞ!」と誓い 合ったときのことを思い出してください。

 

それでどうなりましたか? 無理に眠ろう としないで、逆に、絶対に眠らないで おこうと決めるのです。

 

そうすることで問題から焦点がずれ、 リラックスできて、結果、眠ることが できます。

 

キャンディを食べ過ぎてしまう?

 

食べるのをやめようとするかわりに、 食べられるだけ食べようとしてみて ください。

 

一晩中、キャンディを食べ続ければ、 見るのも嫌になるものです。

 

タイプだと思う相手とデートをして、 いつもうまくいかないのなら、真逆の タイプの相手とデートをしてみる。

 

関心事も考え方もまったく違う人との 間に、どれほどの化学反応が起きるか、 驚くはずです。

 

結局のところ、対極同士は引き合うと いうことかもしれません。

 

もちろん、このアプローチがどんな 問題にでも効くわけではありません。

 

ほとんどの場合は、直観に従った やり方をすればいいはずです。

 

ただ、いつもどおりのやり方でうまく いかないときには、意固地にならずに、 正反対のアプローチも試してみろと いうことです。

 

自分の直観が、実は一番の敵であると いう場合もあるのです。

 

参考文献:『人生談義』エピクテトス著 鹿野治助訳 :岩波書店

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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