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「認められるため」の残業が横行している!?

働き方改革」が声高に叫ばれながら、 いまのところ顕著な成果は上がって いないようです。

 

わが国特有の法制度や組織構造、 取引慣行、情報化の遅れなどが指摘 されているが、原因はそれだけでは ありません。

 

なかでも軽視できないのが心理的、 社会的な要因です。

 

働き方改革の目玉は何といっても 長時間労働の是正だが、現状を見る かぎり大企業など一部では是正が 進んでいるものの、全体的には 依然としてムダな残業が多いし、 非効率な働き方もなくなっては いません。

 

要するに、上司や周囲の目を気にして 帰るのをためらったり、休暇を 取らなかったりしている人が少なく ない。

 

「お先に失礼します」とか、「休みを 頂戴します」と申し訳なさそうに口に するのは、そうした心情を物語って います。

 

終業時刻が近づくと、「先に帰りたい」 と切り出すストレスで胃が痛むという 人もいるようです。

 

一方には、口に出さなくても、 頑張っているところ、勤勉なところを アピールするために遅くまで残業 したり、休まなかったりする人もいる。

人間には他人から認められたいという、 承認欲求があります。

 

そして欲求が満たされるかどうかは 社会や文化と深くかかわっています。

 

わが国では、いくら優秀で大きな業績を 上げても、周囲に同調し、組織のために 頑張る姿勢を見せなかったら評価され ない傾向があります。

 

積極的な「表の承認」より、消極的な 「裏の承認」のほうが重視されます。

 

わが国ではワークライフバランスを 向上させるための在宅勤務や裁量労働の 導入が叫ばれながら、なかなか普及して いません。

 

逆にいったん制度を取り入れたものの 廃止する企業が相次ぎました。

 

社内の業務や顧客対応に支障が出るだけ でなく、利用者も少ないのが主な理由 だということです。

 

これも「裏の承認」文化と無関係では ありません。

 

会社に来ないこと自体を気兼ねするし、 まじめに頑張っているところを認めて もらえないからです。

 

介護休暇や子育て中の短時間勤務、 男性の育児休暇などを利用する人が 少ないのもおそらく同じ理由だろうと 思われます。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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