愉快な人生を生きるために~知識を知恵に~

経営や仕事への取り組み・社会心理学・生活の智慧に関する考え方、思い、提言をお伝えします

「着地点」ではなく「道中・過程」に集中する

私たちは日々、常になにかを考えて います。

 

たとえば朝の通勤電車で「きょうは 混んでいるな。事故があったのかな」 と考えたり、「混んでいるから遅延 しそうだ。駅に着いたら走るか」と 頭に言葉を浮かべてみたりします。

 

しかし、言葉を頭のなかに浮かべて 反響させることが、「深く考える」こと ではないはずです。

 

重要な仕事についても同じで、 「この件については、考えに考え抜いた」 「じっくり考えて、ようやくこれ以上 ないであろう答えが出た」というような 実感が得られることはそれほど多く ありません。

 

自分のなかにはすでに「電車の混雑= 事故」「電車の混雑=遅延」という概念が あるということ。

 

目の前の「電車の混雑」という状況を 見て、すでにある概念に当てはめ、 別の言葉を使って頭のなかで表現 したりしながら、「再び(re)+認知 (cognition)」するというわけです。

 

だから、「考える」だけなら時間は かからない反面、新しい着想は 生まれにくい。頭に言葉を浮かべる だけでは、本当の意味で「深く考えた」 とはならないということです。

しかし、「深く考える」となると話は 大きく変わるものです。

 

深く考えて、既存の知識と照らし 合わせ共通項を見つけたりしながら、 新たな発見を試みるわけです。

 

それは簡単なことではないので、 回り道もすれば勘違いもすることに なります。

 

後戻りする可能性もないとはいえない ので、時間もかかります。

 

しかし、そんなプロセスの果てに、 ようやく自分のなかでその生物が 「新しいXという動物」として認識され ます。

 

このような「認知(cognition)」 こそが深い思考です。

 

もっと簡単にいえば、「深く考える」 とは、自分の力で自分だけの発見をし、 それを自分のなかにコレクションして いくことです。

 

「深く考える」とは、プロセスを省略 せず存分にたどり、さまざまな発見を し、自分なりの答えを導き出すという 営みそのものです。

 

そうやって「発見」の回路が脳に一度 つくられれば、深く考える機会も自然と 増え、おのずと思考力強化につながって いくといいます。

 

いいかえれば、それまで面倒だった 「思考」への苦手意識が弱まり、 しっかりと腰を据えて「考え抜ける」 体質になっていくものです。

 

参考文献:『京大式DEEP THINKING』 (川上浩司著、サンマーク出版

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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