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リーダーは「コンセプト」をがっちりと握り続ける

プロセスで最も重要なのは、メンバー のオーナーシップをとことん大切に することです。

 

「あるべき姿」のコンセプトに共鳴 したメンバーが、それぞれの持ち場で 自らの専門性を発揮してくれることに よって、こちらの想像を超えるような レベルのプロジェクトへと進化して いくことがあるからです。

 

当初は、リーダーシップによって 始まったプロジェクトですが、 個々のメンバーのオーナーシップを 保証することで、彼ら一人ひとりが リーダーシップを発揮し始めると、 今度はメンバーがリーダーを引っ張って いくようになり、チーム全体の生産性 が加速度的に高まっていきます。

 

そのためにも、リーダーはあまり細部 までコントロールしようとしないほう がいいと思われます。

 

もちろん、全体の方向性の舵取りは リーダーが握っていなければなりません。

 

「あるべき姿」の根幹を成すコンセプト をがっちりと握って、そこからズレる ものは排除する必要があります。

また、全体のバランスを見るのも リーダーの役割です。

 

メンバーはそれぞれの立場でベストの 提案をしてくれますが、それは あくまで「部分最適」です。

 

それらを寄せ集めただけでは、 「全体最適」を図ることはできません。

 

全体最適」を見ることができるのは リーダーだけですから、その役割を しっかり果たさなければなりません。

 

ただし、権力的に仕切るという スタンスは最低限に抑えたほうが いいと思います。

 

むしろ、何度でも「あるべき姿」の 全体像を説くことで、個々のメンバー にも「全体最適」のイメージを培って もらう努力をすべきです。

 

骨が折れる局面もありますが、彼らも プロジェクトを成功させたいという 思いは同じですから、「部分最適」に こだわるのが愚かなことであることは 必ず理解してくれます。

 

そして、同じ結論であったとしても、 結論を押し付けられたと感じるか、 自らの意思でたどり着いた結論だと 思えるかで、実行力には雲泥の差が 生まれます。

 

あくまでも、メンバーのオーナー シップを大切にする──。

 

この急がば回れの精神が、結果として リーダーシップを強固なものにして くれます。

 

その意味では、現場に「丸投げ」する リーダーは論外ですが、あまり「細部」 まで手を突っ込むリーダーは二流と 言えます。

 

優れたリーダーは、「大きな絵」を 描いて、あとは任せるのです。

 

参考文献:『優れたリーダーはみな小心者 である。』(荒川詔四 著 ダイヤモンド社

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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