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顧客インサイトは、組織の最前線にある

「モノが売れない」と言われるように なってからかなり経ちますが、 実際には、売れているモノもあります。

強く支持されているサービスもある。

売れないわけではなく、売れるべき ものは売れています。

その背景にあるのは、「顧客」を 本当に洞察できたかということ。

いわゆる「顧客インサイト」をいかに 探ることができるか、顧客インサイト をもとに顧客価値の再設計ができるか が勝負を分けるというわけです。

だとすれば、誰よりも顧客の近くに いるのは誰でしょう?

それは最前線の現場であり、組織の フロントです。

実は、顧客インサイトを知っている のは、リーダーでもなければ、 高い専門性を持った本社の人間でも ないのです。

逆にいえば、最前線から離れたところ から、寄ってたかって ディスカッションを重ねたところで、 顧客インサイトが見えてくるはずが ありません。

そうなってくると気になるのは 「リーダーはなにをするのか」と いうことですが、このことが先に 触れた「求められるリーダーシップが 大きく変化してきている」という 問題につながっていくわけです。

具体的にいえば、これからのリーダー がすべきことは ”大きな方向性を決め、顧客インサイト を引き出せる多種類の専門家を現場に 配置し、その最前線の現場環境整備に コミットし、そこから抽出された 顧客インサイトに基づいてビジョンを つくり上げていくのです。

顧客と共感し、共創して、自分たちの やるべきこと=ビジョンを打ち立てて いくことが、リーダーには求められて います。

誰かの、なにかの、特定の発想に 基づいてビジョンを打ち立てるのでは なく、顧客とともに発想していくこと が必要な時代だという考え方。

だからこそ、いわゆる 「カリスマリーダー」にはリスクが 潜んでいるということに、多くの人が 気づきはじめています。

もしもカリスマリーダーが時代に適合 できず、顧客インサイトとまったく 違う方向に舵を切ってしまったと したら、市場との大きなミスマッチが 生まれ、会社が一気に傾きかねないと いうことです。

だからこそ、むしろ顧客にできるだけ 近いところで、できるだけオープンに、 できるだけ多様な発想によって 近づけば、顧客インサイトに近づく ことができる。

そんな時代がやってきていると思います。

参考文献:『40歳が社長になる日』 (岡島悦子著、幻冬舎 刊)

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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