計数感覚を理解すると、とるべき行動がわかる
計数感覚とは、「数字」と「行動」を
関連づけて物事を正しく推察できる
能力と言えます。
そして重要なのは、「自分の計数感覚
=他人の計数感覚」ではないと認識
することです。
「あれなら大丈夫そうだろう」という
上司の感覚と、上司の望む結果を
出せなかった部下の感覚との間に
ズレがあった場合、上司は「自分の
伝えたいことが伝わっていない」
「自分と感覚を合わせてもらわないと
いけない」と思うものです。
しかし上司の計数感覚は上司自身の
経験を数値化したものであるため、
人それぞれ感覚の基準が異なるわけ
です。
そこで感覚のずれを調整するために、
上司は部下に対して「自分の計数感覚
の基準」を明確に伝え、部下も、
上司が是とする計数感覚の基準を
理解したうえで仕事に取り組むべき
だと思います。
そうすれば、進捗確認などの
コミュニケーションを円滑に進める
ことができるわけです。
たとえば、納期が一週間後の作業が
あったとき、上司と部下の感覚が同じで
あれば、上司からの「50%くらいやった
ところで一度見せてほしい」という
リクエストどおりに報告が上がる
はずです。
しかし、「50%」に対する感覚がずれて
いたら、30%の状態のものが出てくる
ことになるかもしれないわけです。
そのような場合は「2日間作業をした
時点で報告をしてくれますか?」と、
より明確な数値基準を使えばいい。
そして内容を見たとき、「もう50%
くらいできているね」というように、
自分の感覚を伝えていく。
仕事をこうして数字に置き換えれば、
計数感覚を共有できるようになる
と思います。
参考文献:『1%の人は実践している
ムダな仕事をなくす数字をよむ技術』
(前田康二郎著、クロスメディア・
パブリッシング 刊)
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