愉快な人生を生きるために~知識を知恵に~

経営や仕事への取り組み・社会心理学・生活の智慧に関する考え方、思い、提言をお伝えします

知的生活とはなにか

知的生活というと、アカデミックで 高尚な考えが必要な、スノッブなもの と思われるかもしれません。

しかし実際には、現代の情報社会で およそ「知的生活」的なものにまったく 触れずに生きている人はほとんど いないはずです。

本や漫画を読むことも、アニメや音楽、 映画を楽しむことも、趣味のために 大きな出費をすることも、遠くまで 旅することも、そのすべてが 「知的生活」の芽を含んでいます。

かつて『知的生活…』,『知的生産…』 などに関する多くの著書が出版され ました。

知的というのは「頭がいい」ということ ではありませんし、勉強ができる、 学問的であるといったことが必須と いうわけでもありません。

周囲にあふれている情報との向き合い 方が知的であるということだと 思います。

かつてに比べて書籍やCD・DVDなどと いった情報メディアの点数は何倍にも 増えていますし、メディアの多様性も スマートフォンなどのデバイスコモディティ化したことを背景に 比較にならないほどに発達しています。

そしてなによりもインターネットの 存在が、私たちが日常的に触れなければ いけない情報量を膨大なものにして います。

量だけでなく、情報は質的にも変化 しました。

ツイッターのようなリアルタイムで 切れ目のない情報や、SNSなどの コミュニケーションツールを通して、 友情や恋愛といった人間関係さえ オンラインで表現できるようになって いることは、情報との向き合い方が 一部の人だけでなく、すべての人の 問題に変わったことを意味しています。

いまや「本を読むことが中心の人」だけ ではなく、動画を見る人の知的生活、 ネットをウォッチする人の知的生活、 絵を描いたりプラモデルをつくったり する人の知的生活というように、 あらゆる情報とのふれあいのなかに 知的生活が生まれています。

すなわち、知的生活とは、新しい情報 との出会いと刺激が単なる消費に とどまらず、新しい知的生産に つながっている場合だと考えられます。

そこには、日常をより深く楽しむ ヒントがあるといえます。

知的刺激を仕事に役立てるための指針が あるといえます。

そして、ありきたりの情報に触れて ありきたりの結論しか出せない状態に 甘んじるのではなく、自分だけが 感じた体験を世界に発信する興奮が あるのだといえます。

いわば知的生活とは、どこにでもある 情報とのふれあいを、自分自身の オリジナルな体験としてスケールアップ させるものになります。

参考図書:『知的生活の設計――― 「10年後の自分」を支える83の戦略』      (堀 正岳著、KADOKAWA

お読みいただきありがとうございました。

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