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検証=反省ではない

ミーティングや会議、企画の段階で 検証をうやむやにしてしまうと、 なかなか成果は期待できません。

 

にもかかわらず、私たちは検証を せず、やりっぱなしにしてしまいがち です。

 

その原因について、「検証=反省と 考えてしまうからなのではない だろうか」と推察できます。

 

多くの人は、優秀な人材を集めて ミーティングや会議を繰り返し、 結論が出た時点で「仕事が終わった」 と考えてしまいます。

 

そして、そこから先は「うまくいく はずだ」という神頼みの世界に入る。

 

しかし多くの場合、それではうまく いかないというのです。

 

過去の成功パターンが通用しなく なっている現代においてはなおさら です。

 

そこで、失敗が明らかになってから 検証しなければならない羽目に なるわけですが、自分たちの結論が 外れたときの検証は、反省か、下手を すると犯人探しになってしまい、 決して前向きにはなれないものです。

 

そのため、仮に検証するとしても、 誰もがわかりやすい原因を取り上げ、 単なる「学び」として次に進んで しまいます。

 

しかしそれでは、なにも得るものは ないわけです。

情報革命というべき転換点においては、 いきなり結論を急ぐことは危険です。

 

必要なのは、まず仮説を立ててみて 検証することにより、「見えていない 世界」を照らし出すこと。

 

そしてそこでは、「検証=反省」では ないということです。

 

「自分にとってなにが見えていないのか」 「見えていない世界はこうなっている のではないか」。これが仮説です。

 

そして、それを確かめるための調査や 実験をデザインし、実施してみる。

 

その結果として「なにが見えたのか?」 これが検証です。

 

いわば検証とは、目に見えない世界を 垣間見るための方法論です。

 

ところが現実的には、反省会とみなされて しまっています。

 

それこそが、検証が行われていない 最大の理由です。

 

参考文献:『超・検証力〜その仮説は 本当に成果を出せるのか?』 (高野研一著、大和書房 刊)

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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