必要なのは、諦めずに「やり抜く力」
「使い手論理のものづくり、説明書のいらない操作性」というコンセプト自体は、アイデアマンなら思いつくことができるかもしれません。
しかし、それ以上に重要なのは、それが叶うまで諦めず、最後までネゴシエーションする粘り強さ(GRIT)です。
それを発揮しないと、実現にこぎつけることはできないわけです。
知能指数でも、豊かなアイディアでもない。
一つのアイディアを実現するまで諦めないこと。
諦めずにやり遂げる道を探し続ける粘り強さこそが、物事を実現させるのに重要です。
逆にいえば、ネゴシエーションの力「GRIT」がなければ、ただのアイデア倒れになってしまいます。
しかし現実問題として、いまの日本においては「ネゴシエーション」をやり遂げる人材がなかなか現れにくいかもしれません。
昨今の日本から画期的な商品やサービスが登場しづらくなっているのは、アイデア不足というよりも、ネゴシエーションやコーディネートを粘り強く続けられる人が不足しているからかもしれないからです。
もし、ネゴシエーションする粘り腰があるのなら、その粘り腰こそがイノベーションの力です。
誰もが諦めそうになっても、最後までやり遂げる。
その意思を持てるなら、立派なイノベーターです。
だからこそ、自分の信じる構想を、なんとしてでも実現したいという思いを大切にしたいと思います。
参考書籍:『ひらめかない人のためのイノベーションの技法』
(篠原 信 著、実務教育出版)
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