やたらと選択肢を増やさない
なにかを判断しなければいけないとき、必要
以上に選択肢を増やしてしまう人がいます。
「これも考えておかなきゃ」というように不安
が大きくなっていくにつれ、頭のなかが
どんどんいっぱいになってしまうわけです。
しかしそれでは、即断などできなくて当然。
判断スピードを速くしようと思うなら、
やたらと選択肢を増やさないことです。
選択肢が少なければ少ないほど、判断に
要する時間は少なくて済みます。
そのため、身の回りのあらゆる選択肢が
自然増殖しないように気をつけています。
たとえば普段着る服の数も少なく、色も
ほぼ黒。
シャンプーや整髪料などの消耗品は銘柄を
決めていて、定番品をまとめ買いする。
カバンや財布の中身も、秒速で取り出せる
ように極限まで中身を減らしていて、
パソコンとスマホがあればこと足りるので、
文具などもごくわずか。
その他のことも含め、集中力や時間を奪う
可能性があるものは徹底的に排除しています。
仕事における判断でも、3つの選択肢から
選ぶのと、10以上の選択肢から選ぶのとでは、
考慮すべきことも、熟慮する時間も大きく
変わってきます。
しかも実際には、考慮すべき価値ある選択肢
など、せいぜい上位3つ程度だったりするもの
でもあります。
だとしたら、たくさんの選択肢から判断する
のも、優先順で上位3つくらいから判断する
のも、結果は大きく変わらないということに
なるはず。
それどころかむしろ、後者のほうが効率的かつ
合理的な判断と言えそうです。
仕事も人生も、「選択」で成り立っているもの。
せめて衣食住など「日ごろの選択肢」や仕事中に
生じる「有事の選択肢」は、常に上位3位までと
決め、いたずらに増やすべきではありません。
参考書籍:『やりたいことを全部やれる人の仕事術』
(岡田充弘 著、PHP研究所)
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