宗教はなぜ、どのようにして生まれたのか?
教養の土台であり、価値観を形成する宗教
は、なぜ生まれたのでしょうか?
次の3つの仮説が考えられます。
1 死んだらどうなるのかを知りたい
2 宇宙の存在意義など、人智を超えたものの
本質を理解したい
3 大きな集団を統合する必要がある
複数の文献によれば、10万年前にはすでに
死者を弔う儀式があったといわれています。
たしかに宗教は、社会全体のルール・価値観
のすべてではないものの、いまだに大きな
要素です。
そして、そこにはストーリーが存在します。
たとえば私たちには、「一週間」という世界
共通のルールがあります。
しかし、これはもともと宗教がつくった
イスラム教では「6日間かけて天地を創造した
神は、最後の1日を安息日とした」とされて
います。
つまり、もしも宗教がなかったら、「1週間
の7日のうち1日が休日」といった概念は存在
しなかった。
同じく、人を「騙さない」「傷つけない」こと
も世界共通のルールです。
もしも宗教によるストーリーがなければ、
弱そうな人を襲って金品を奪う行為すら、
「日々の糧を得るためのルール」として
いまだに成立していた可能性があります。
ちょうど、サバンナで生き残る動物たちの
ように。
極論のようにも思えますが、もし宗教が
なければ、いま私たちが当然と考えている
ルールや価値観がなかったかもしれないと
いうことです。
だとすればたしかに、こうした考え方が
宗教を理解するうえでの重要なポイントに
なってきます。
参考図書:『世界94カ国で学んだ元外交官
が教えるビジネスエリートの必須教養 世界
5大宗教入門』
(山中俊之 著、ダイヤモンド社)
最後までお読みいただきありがとうござい
ました。
この度、業務改善コンサルサービスの
LINE公式アカウントを立ち上げました。
『利益率前年比30%アップを実現する
には…』
トップメーカーの業務改善ノウハウを
お教えします。
まずは、下記のURLから
LINE公式アカウントに登録してください。
生産性向上・コスト削減でお困り、
お悩みの中小企業経営者の方、
下記をご覧ください。