愉快な人生を生きるために~知識を知恵に~

経営や仕事への取り組み・社会心理学・生活の智慧に関する考え方、思い、提言をお伝えします

「罪そのもの」を客観的に眺める

なにか問題が起きたとき、「これは自分のせい

じゃないか?」と感じるのは、罪悪感がある

証拠。


もともと自分の心のなかにあった罪悪感が、

問題が起きたことをきっかけに浮上してきた

ことを示しているということです。


したがって、その罪悪感を癒すことで、その

問題を解決することが可能になるわけです。


ただし、ここで忘れるべきでないのは、

「自分のせいだ」ととらえて「自分が悪い」

「自分がなんとかしなければ」とその問題を

背負ってしまう必要はない。


なぜなら「自分のせいだ」と自分を責めること

と、「自分に原因がある」と「自分軸」でとら

えることは、まったく違うからです。


罪悪感に支配されている状態だと、つい

「自分のせいなんです」と自分を責めてしまい

がちです。


仮に周囲が許してくれたとしてもそこを

抜け出せず、いつまでたっても罪悪感から

解放されないことになってしまいます。

 

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いわば私たちは、仮に他人が自分を許して

くれたとしても、自分が自分を許せない

以上、その罪悪感から解放されないという

わけです。


「自分に原因がある」と自分軸でとらえる

ということは、罪悪感にとらわれること

なく、客観的に自分を見つめることです。 


つまり、自分を責めることはしません。


ところが罪悪感はそこで巧妙に攻撃を

しかけてくるもので、そのひとつが、

他者からの「あなたが悪い」「あなたの

せいだ」などという指摘。


自分に原因があると受け止めている

事象について、自分の責任だと主張され

ると、つい罪悪感を感じてしまったり

する。


とはいえそこで、「違うんです! 私が

悪いわけではないんです!


ただ原因が私にあるだけなんです!」

などと主張したとしても、相手に理解

してもらえるはずがありません。


それどころか、「なにを開きなおって

いるんだ」と相手を逆上させてしまう

ことになるかもしれません。


そこで大切なのは、素直に「謝罪の意」

を示し、しかし「罪悪感から自分を責め

ない」こと。


そんな態度こそが、自分軸で問題と向き

合う姿勢だという考え方です。


微妙な舵取りが必要とされるように思わ

れるかもしれませんが、自分軸で生きら

れるようになると、「罪を憎んで人を

憎まず」と自分自身に適用できるように

なります。



参考図書:『罪悪感がすーっと消えて

なくなる本』
(根本裕幸 著、ディスカヴァー・トゥエンティワン



最後までお読みいただきありがとうござい

ました。

 

 

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