情報を集めるのをやめて、時間と自分を取り戻す
現代人の生活に、スマートフォンは不可欠
です。
｢やるべきことがあるのに、スマホを手に
取ったら気になることを検索しはじめて
しまい、いつの間にか1時間も時間を浪費して
しまって後悔した｣というような経験は、誰に
でもあるはずです。
しかし、スマホに頼らない生活をしてみれば、
いろいろなことが変化することでしょう。
時間を食い荒らすスマホとの関係を見なおす
ことにしました。
たとえばスポーツジムや、ぶらっと近所に
散歩に出かける際には、あえてスマホを
持って行かない。
なぜならスマホを見ない時間には、
いろいろなアイデアが湧きやすいからです。
また海外にいるときも、宿にスマホを置い
て外出することがあります。
そうでないと、五感がどんどん鈍くなって
いきます。
日常生活のなかで疲弊した心をいきいきと
蘇らせてくれるのは、新しいもので五感を
満たすこと。
そのため旅先ではスマホを見ず、五感を磨か
なければもったいないという考え方です。
スマホから離れてみると、いつの間にか安易
に検索する癖がついてしまっていたという
ことに気づくかもしれません。
また、動画で見ただけの場所に行った気に
なったり、会ったこともない誰かのクチコミ
を信じてしまうこともあるでしょう。
しかし、空気感や匂い、実際に見たときの心
の動きなどは、経験してみなければわかり
ません。
そこで大切なのは、あえて｢便利さ｣を遮断
してみる。
そうすれば、自分の嗜好や個性がより
はっきりと輪郭を表すわけです。
余計な情報を収集する時間を手放す環境を
自らつくることによって、本当に大切な
時間と自分軸が取り戻せるということです。
参考書籍：『本当に必要なことはすべて
｢ひとりの時間｣が教えてくれる』
（横田真由子 著、クロスメディア・パブリッシング）
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