重要な仕事に絞り、前半部分に頭を使う
逆算思考とは、生産性が高い人の原理原則を
押さえながら、課題を効率的に解決する仕事
の進め方。
おおまかな流れは、次のようになります。
1. そもそも解くべき課題なのかを考え、
取捨選択する
2. ゴールを明確化する
3. ゴールから逆算して考える
4. 関係者と全体像・タスクを共有する
5. 実行する
6. 振り返る
逆算思考の大きなポイントは2つ。
ひとつは重要な仕事に絞ることで、
もうひとつは実行するより前の前半部分に
頭を使うこと。
とくに前半に時間を使うと、その段階では
なにも成果がないだけにドキドキするもの。
周囲が早く動いていたりすると、なおさら
かもしれません。
しかし結局は、逆算思考がもっとも効率的で
生産性が高いのです。
しかし当然ながら、「やらなくてもわかる」
ことも少なくありません。
そこで前半にきっちり考えて論点を検討し、
やらなければいけないことだけに焦点を
絞って確認すればいいわけです。
あてずっぽうではなく、なんでもかんでも
やるのでもなく、きちんと構造化して、
やるべきところにフォーカスすればよいと
いう考え方。
逆算思考を学ぶことができれば、生産性は
劇的に向上します。
参考図書:『最速で課題を解決する 逆算
思考』
(中尾隆一郎 著、秀和システム)
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