愉快な人生を生きるために~知識を知恵に~

経営や仕事への取り組み・社会心理学・生活の智慧に関する考え方、思い、提言をお伝えします

「頭出しの結論」を出す

動くためには、「(どう動くかの)結論」を

出すことが重要です。


そもそも「結論」がなければ、どちらの方向に

向かっていけばいいのかがわからない状態の

ままになってしまいます。


そこでまず意識すべきは、「頭出しの結論」

を出すことです。


100%の正解がないなかでは、「まずは結論

を出してみること」が大事です。


たとえそれが最終結論ではなかったとして

も、よりよい結論にたどり着くための頭出

し」をすることに大きな意味があるという

こと。


そこで、「ひとまず結論を出してみた」という

ノリで臨んでみる。


たとえば会議の席で誰も発言せず、シーンと

しているとき、仮でもいいので「これは、

こういう方向がいいのではないでしょうか?」

という意見があれば、それを軸として意見を

交わすことが可能になるはずです。


「こういうふうにしたほうがいいんじゃない

の?」「俺はこうなんだよね」と、最初の意見が

きっかけとなって、議論が活発になったり

するわけです。


つまり、たたき台が生まれて物事が進むよう

になるということ。


いってみれば、「頭出しの結論」とは、たたき

台のことなのです。

 

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もちろん、最初に口火を切るのは勇気がいる

ことです。


しかし、そもそも結論がわかっているのだと
したら、会議など必要ありません。


それに、自分も間違っているかもしれない

し、相手も間違っているかもしれません。


「やってみないとわからない」という状況

は、誰に取っても同じだということです。


なお、すぐ動ける人は、「自分なりの結論」

をすぐ出しています。


いいかえれば、「すぐ、(自分の)ポジシ

ョンをとれる」ということになります。


いまの日本では終身雇用制が崩壊し、

保身しているだけでは誰にも守ってもらえ

なくなってきています。


だとすれば、意見を言わないと、自分の

身を守ることではなく、「いらない人」

「会議に来なくてもいい人」とみなされて

しまう可能性があります。


大切なのは、A案かB案かをスピーディ

に決めて動き出すことです。


もし失敗したとしても、すぐに軌道修正

すればいい。


そう考えられる個人やチームが、どん

どん勝つ時代になっているというわけ

です。


行動が早い人は、まずポジションをとる

もの。


しかし、「その件はもう少し調べてから…

…」などと結論を先延ばしにしている限り、

行動することは不可能です。


まずはたたき台でいいから、自分のなか

で結論を出すことが重要になります。



参考図書:『0秒で動け』
(伊藤羊一 著、SBクリエイティブ



最後までお読みいただきありがとうござい

ました。

 

 

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