意味を知らずに「批判」を怖がっていないか?
多くの人は、「批判」という単語に対して よくないイメージを持っているのでは ないでしょうか。
「できればこの単語が出てくるような シーンは避けたい」とか、「誰からも批判 されたくない」とか…。
たしかに批判という単語には、 「物事の適否を判断すること」「欠点を 指摘して、それを正すべきものとして 論じること」「行為や作品の価値を判定する こと」などの意味があります。
つまり自分自身に対して「ダメ出しされて いる」という感覚に陥ってしまうからこそ、 批判されたくないと考えてしまうわけです。
しかし、そもそも「批判」と「非難」は 混同されています。
「批判」によって欠点を指摘されることは、 たしかに「ダメ出し」かもしれません。
けれどそれは、「欠点をなおせばよく なるよ」というアドバイスでもあります。
つまり「批判」されるというのは、 自分に対して建設的な意見をいただいて いる状態を指すのです。
一方の「非難」は、欠点を取り上げて 責め立てるという意味なので、ただダメ 出しだけをされることです。
いわば「非難」は、欠点を指摘するだけで、 「それをどう活かせばいいか」という ヒントとは無縁のものです。
対して「批判」は、今後にとっていいヒント となるものだということ。
そのことを理解すれば、怖がったり 避けたりする必要はなくなるわけです。
参考文献:『言葉が人を「熱狂」させる』 (豊福公平著、きずな出版)
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