愉快な人生を生きるために~知識を知恵に~

経営や仕事への取り組み・社会心理学・生活の智慧に関する考え方、思い、提言をお伝えします

自己肯定感と自己評価の違い

自己肯定感とは「なにはなくとも、自分は自分であって大丈夫」という感覚のことです。

 

たとえ欠損や欠点だらけでも、誇れるものがなくても、そんな自分自身を丸ごと受け入れ、愛することができる。 それが自己肯定感です。

 

とはいえ自己肯定感を持てずにいる人が、この感覚をきちんと理解することは難しいはず。

 

特に自己肯定感は自己評価と混同されがちで、「自己肯定感を持つこと」=「自己評価が上がること」と思っている人は少なくありません。

 

ちなみに自己評価とは、自分の能力、仕事の成果や努力、容姿などに対し、外部から取り込んだ一定の価値基準(物差し)をもとに、自分自身が下す評価(ジャッジ)のことを差します。

f:id:hiro3729cd:20210116095238j:plain

「私は優れた人間である」「私は美しい」「~を成し遂げた私の人生には価値がある」、あるいは「私は劣った人間である」「私は醜い」「なにも成し遂げなかった私の人生には価値がない」などは、いずれも自己評価にあたります。

 

なお、「なにごとにも100点満点を取らないと許されない」など、厳しく評価される環境で育った人は、自己評価の基準も厳しくなりがちです。

 

その結果、どれほど努力していい結果を出したとしても、他人からどれほど評価されたとしても、「自分はまだまだだ」と思ってしまうため、自己評価が低くなりやすい。

 

仮に厳しい評価を下すのが他人であったとすれば、その人と距離を置き、その人のことばが耳に入らないようにすればいいだけ。

 

ところが評価を下すのが自分自身だと、そういうわけにもいかないだけに厄介です。

 

しかも自己評価が低いと、「自分なんてダメだ」「なにをやっても無駄だ」といった気持ちになりやすいので、自己肯定感も持ちづらくなってしまうことになります。

 

参考書籍:『NOを言える人になる 他人のルールに縛られず、自分のルールで生きる方法』
(鈴木裕介 著、アスコム

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

この度、業務改善コンサルサービスのLINE公式アカウントを立ち上げました。

『利益率前年比30%アップを実現するには…』 
トップメーカーの業務改善ノウハウをお教えします。

まずは、下記のURLから

LINE公式アカウントに登録してください。

 

lin.ee

 

生産性向上・コスト削減でお困り、お悩みの中小企業経営者の方、下記をご覧ください。

 

 

hiroconsulnagoya.com