SNSの人間関係における錯覚
SNSを利用していると、自分の投稿に
コメントがつかないことで思い悩んだり、
傷つきます。
そんなときには、まずは自分のリアルな日常
を思い返してみる。
すると、わかることがあります。普段の生活
においても、周囲が常に自分に関心を持って
いるわけではなく、自分も他の人にずっと
関心を持っているわけではないということ。
たとえば会社の朝礼でのスピーチ後に、
細かいコメントをしてくる人はほとんど
いないのでは?
あるいは職場や学校でゴミの捨て方などの
アナウンスがあったとき、それに対して
大きな声を出してリアクションする人も
いないはずです。
いわば、多くの人は「聞いておしまい」だと
いうこと。
なんの反応をしなかったとしても認識して
いるわけで、それはSNSでのつぶやきも
同じです。
また、SNSにおいて反応があるコメントには
特徴があります。
それは激しい共感がある、もしくは逆に
激しく同意できない場合です。
または、質問を投げかけている投稿には、
コメントが増える傾向があります。
普段、コメントがつかない人が書き込む
情報は、そのいずれの方向にも触れていない
ことが多いため、反応が少なくて当然だと
いうこと。
だからこそ、「SNSでは反応があれば珍しい」
という程度に考え、むしろ反応がないのが
普通だと考えておくべきです。
参考図書:『自分の居場所はどこにある?
SNSでもリアルでも「最高のつながり」の
作り方』
(渡辺龍太 著)
最後までお読みいただきありがとうございました。
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